本のタイトルは過去記事またはアマゾンへ飛びます。出版社等の確認にどうぞ。

2007年10月31日

ショート・トリップ-森絵都

「ショート・トリップ」 森絵都 

おはようございます。昨日相変わらず飲み過ぎて頭の痛い朝となりました。ワインは体に合わないんですね。体にいいと言われているものを体が受け付けないとはなんともいえない悲しさがあります。

さてさて、森絵都の「ショート・トリップ」です。以前「カラフル」を読んだのですが、なかなかおもしろい文章を書く人だなぁっとちょっと気になったところで本屋さんでみつけたので思わず買っちゃいました。元々児童作家出身の人のようで、読みやすい文章にちょっとひねりを加えたストーリーがかみあってすーっと本の世界に入っていける人ですね。

「ショート・トリップ」は毎日中学生新聞に連載されていたもののようで、こういう作品に小さい頃から触れていると本嫌いなんていなくなるんじゃないかしらね。そういえば最近では学校で朝に読書の時間があるようで、本を好きな子どもが増えているようですね。嬉しい限りです。

で、「ショート・トリップ」なんですが、3ページぐらいの作品が48編はいっているのですが「カラフル」に比べると文章が短いせいか、ちょっと物足りないって感じですね。森絵都の世界に入っていくというよりかは彼女の世界への鍵を渡されてあとは自分で探検してね、って感じの作品でした。まぁ想像力を鍛えるにはもってこいの作品なのかもしれないですね。

で、いくつか面白い作品があったのですが、その中でもディズニーランドを風刺を効かせて皮肉っている作品があってこれが一番すきでした。ミッキーの苦悩というか、洗脳をうまく言い表せているなぁって感心しちゃいました。僕自身は最後のオチがあって、初めてディズニーランドのことを言っているのがわかって、読み返してなるほどぉって感じだったんですが、ディズニーランド好きの人に読んでもらったら最初の方からミッキーとその仲間たちだってすぐに分かったらしいんですけどね。まぁ自分自身あのファンタジーの国があまり好きではないのでしょうがないですけどね。

そういえば、つい先日ディズニーランドに行ったときに、入り口で入園券を買い、それが「パスポート」って名前であることにふと気付いて、ファンタジーの国にこれから入国するんだって実感させられました。うまくできているなぁ、なんて感心してしまいましたよ。

さて、自分自身のおとぎの世界に行ってきます。(^-^)/~ またねっ
posted by kbb at 10:19 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 森絵都

2007年10月24日

活字探偵団-本の雑誌編集部

「活字探偵団 増補版」 本雑誌編集部編 

こんにちはー。
 さっき車の運転をしていたら、かわいらしい女子高生のスカートの中がちらっと見えました(見ようと思ってみていたわけじゃありませんよ)。するとそこにブルマが・・・。ああいうのはいけません!ああいうのを穿いてしまうとと見られたら困る、という気持ちがなくなってしまうので、立ち居振る舞いが女らしくなくなってしまう!。なんて憤りながら見ていましたけど、ただ自分が見られなかったのが悔しいだけでしょうか・・・。

そんなふうに一日をはじめたkbbです、どうも。今日の作品は「活字探偵団」です。「本の雑誌」に連載されていた企画を文庫にまとめたのがこの作品です。各出版社の最初の出版物を調べてみたり、丸善にレモンを置いていくお客さんはいるか!なんて調べてみたり、なかなか興味深い調査がいっぱいあって楽しめましたよ。青木まりこ現象(トイレにいくと便意を催す現象)なんかの命名もこの雑誌からはじまっているみたいですね。

その中でも、渋谷駅前で待ち合わせしている人が何を読んでいるか、なんていう企画がなかなか興味深かったですね。個人的にはデートの待ち合わせの時には、最初の話題に持ち込めるような本を選んで持っていって、読んでいることが多いのでこういう調査はなかなかおもしろいですね。でも、デートの時に喫茶店かなんかで待ちながら読んでいても、どういう格好でくるか、どこに行こうか、どこでどんな冗談をいって笑わせるかなんてことを考えながら活字を追うので、ページが全然進まずに、同じ文章を何回も読んでしまって全然先にすすめないんですけどね。

で、この調査によると、ほとんどの人が本や雑誌などは手にもっていなかったみたいですね。で、本を読んでいた人のなかに、太宰治の「堕落論」を読んでいた人がいたみたいですね。誰かと待ち合わせしているハチ公前で堕落論を読むのはどんな心境なんでしょうかね。別れを切り出す前だったのかしら(個人的体験によるだけです)。

とまぁこうやってどこで誰がみているかわからないのだから、常に緊張しながら自分の立ち居振る舞いを確認しておこうなんておもったkbbでした。酔っぱらったときはどうか許してください(笑)
posted by kbb at 12:43 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 小説・エッセイ サ行

2007年10月18日

一千万人誘拐計画-西村京太郎

「一千万人誘拐計画」 西村京太郎

画像はないけどアマゾンに飛ぶよおはようございます。前回の復活宣言のときとはちがってなんとなくペースがつかめてきたようです。今回はちゃんと復活できるのかしら。

さて、先日、書棚の整理をしながら蔵書目録などをつくってみました。そろそろ本棚にはいりきらない本があふれてきて、さぁどうしようと途方にくれていましたところ、あるところで、蔵書目録の必要性を話していて、ならば、自分も作ってみるかということで二日がかりでやってみました。本棚をひっくり返してみると、見覚え無いのない本や買ったけど読み始めることも無かった本、途中であきらめた本などいっぱい発見しました。でも、今回また見返して面白そうということで、たくさんの本が次の積読本としてスタンバイすることになりましたので、古い本がここの記事にでてきたら、これだなというこ
とで許してあげてください。

ということで、西村京太郎の「一千万誘拐計画」を読みました。五つの短篇が収められている、すらすらと読める、頭を冷やすのにはちょうどよい作品集でした。あの有名な十津川警部がでてきたりして、こういう人なんだねなんて思っていました。こういうミステリーってあんまり読まないのでなんとも言えないのですが、表題作"一千万人誘拐計画"で犯人が犯行声明をしたあとに、刑事がなんにもせずに(というよりできなかったのですが)、人が殺されていくのって現実的にどうなのかしら、なんて思いながら読んでいました。こんな風に殺されちゃっていいわけ!?なんて心で叫びながらね。

以前映画「恋人はスナイパー」をみたときに最後のクレジットで西村京太郎が原作者として紹介されていて、そんなところにも使われるような作品なんだなぁ。今度見つけたら読んでみようとずっと思っていたまんま忘れていました。そんなときにこの本を発見して、これがあの原作本じゃなかったっけ?と思い出しながら読み始めてみました。といっても映画のあらすじなんて思い出させるはずもなく、これが原作かどうかなんて思い出せなかったんですけど、今ネットで調べてみたら、この「一千万誘拐計画」が元になった「華麗なる誘拐」の方が原作みたいですね。

ほかにも"第二の標的"なんてなかなか興味深いトリックの作品なんかもあって楽しめました。新幹線で地方に旅行にいくときなんかにもっていくとスラスラと読めてあとにひきずらないという意味でちょうどよい本かもなのかしらって読後に思ったような本でした。

posted by kbb at 10:19 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 小説・エッセイ ナ行

2007年10月15日

神は妄想である-リチャード・ドーキンス

「神は妄想である 宗教との決別」 リチャード・ドーキンス
こんばんはー。

こんばんは。昨日は久しぶりに友人達と飲んできました。白ワインを飲み過ぎて二軒目の記憶がまったくありません。急な階段を降りたところにあるお店だったはずなんですが、よくあの階段を転びもせず上り下りしたなぁ、と冷や汗をかいています。相変わらず飲むと声が大きくなるようで、いやになっちゃいます。今日は朝の五時ぐらいには目が覚めてしまい、その後頭痛と吐き気と記憶のないことに関する自己嫌悪で一日が終わってしまいました。こんなときは迎え酒に缶ビールを空けてしまえばいいのだとわかってはいるのですが、ビールの匂いをかぐのもいやになっていました。数年ぶりに会った友人もいたのですが、彼女との会話を覚えていないのは大きな損失だなぁ。彼女が連れてきた彼氏になにか失礼なことをいわなかったかと思い戦々恐々としています。男は嫌いという、深層心理が酒の力を借りて表にでてこなかったかしらねぇ。伝え聞くところによると、カナダ帰りの二人にフランス語を教えていただいていたそうです。100回ぐらい同じフレーズを言わせていたらしいのですが、まったく思い出せません。何やってるんだか(笑)

とまぁ、酒でさびのつきまくった頭を磨こうと、ちょっと小難しいことの書いてある本を開いてみようと思い立って約三週間。やっと読み終わったのがリチャード・ドーキンスの「神は妄想である」です。

「利己的な遺伝子」(読み始めたけど途中でギブアップしました><)などを著しているドーキンスは進化論の研究者です。進化論は聖書原理主義の創造論(神が世界をつくったという考え方)とは矛盾してしまいます。で、この本で無神論者のドーキンスは(キリスト教に限らない)宗教を批判というか、もっと積極的に攻撃しています。宗教は害悪でしかないとまで言っています。


原理主義的な宗教は”それが科学的な営為を積極的に堕落させるからである"という言葉が繰り返されます。

そして宗教は親の宗教が子どもに押しつけられ、信仰そのものが美徳であると教えられていく。それは子どもに対する精神的な虐待であるとまで言い切っています。

この作品を読んでいると彼の博識さがどんどんみえてきます。生物学の知識にはじまり、宗教、哲学、道徳論、言語学から心理学までどこにそんなに詰め込んでいるのだろうかってくらいその知識が、しかも最新の科学的な知見も含めてどんどん披露されていきます。頭いいひとなんだろうな、きっとって感じの作品ですね。

この本では彼の教育論といえるようなものも書かれています。子どもは自らの信念を通して疑問を発し考えるように教えられるべきだ、と。

そうなんですよね。子どもにだって目もあれば耳もある。字を読めるようになれば本もあれば、雑誌もある。いまやインターネットを通じて世界中の知識を自分で探せます。確かに害になるような情報も身近になってはいますが、それを親が選択して子どもに提示してやることにどれだけの価値があるのでしょうか。だって、その気になれば隠れてでもそんな情報を手に入れられますもんね。親に隠れてエロ本を読むようなものでしょう。そんな情報の中から正しい情報を手に入れる方法、選び出す方法を教えてやるべきであって、情報までは選択してやる必要なんできっとまったくないんでしょうね。子どもが選択した立場、考え方が自分の考えと対立するものとなったとき、上に述べたような態度を自分がどれだけとれるかどうか、子どものいない自分には想像もできません。どうなることやらね。

そんなことを考えながら三週間かけて読み終わりました。妄想なんて言葉がタイトルにあり、それだけでわくわくしていたのですが、無神論者の自分としては、結構おもしろおかしく読めました。宗教と政治と野球の話はしてはいけないとも言うしなぁと思いつつ、ここに残すかどうか、悩んでいたのですが、まぁ率直な感想ということで残しておくことにしました。

ではではー。

posted by kbb at 03:02 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(2) | その他ノンフィクション

2007年10月11日

I LOVE YOU-アンソロジー

「I LOVE YOU」 伊坂幸太郎 石田衣良 市川拓司 中田永一 中村航 本多孝好

I LOVE YOUこんばんはー。

先日友人が一年半ぶりにアフリカから東京に帰ってきて、一ヶ月滞在して、またアフリカへ帰っていきました。彼を成田空港まで送っていったときに空港の本屋さんで買った小説がこれです。別に空港までいって本屋さんを覗く必要は無かったんですけど、なんとなく覗いていたらしばらく前から本屋さんで目に付いていたこの作品集が売っていたので思わず買ってしまいました。こういう風に手に入れた本だときっと目にしたときに毎回この空港の想い出が思い出されることでしょうね。

この本屋さんで思ったこと。それはあまりにもエロ本が多すぎるってことですね。日本に帰ってきて真っ先に読みたいのが女性の裸ってことなのかしら。このことを友人に話すと、海外へのおみやげに日本人の女の子のでてるエロ本が喜ばれるかららしいですよ。海外の駐在員さんや外国人が喜ぶらしいです。なるほどって思わず膝をうってしまいましたよ。

そんな、札幌出身のアフリカに行く彼には大崎善生の「別れの後の静かな午後」を飛行機の中で読めるようにプレゼントしておきました。札幌の描写が細かくていいかなぁって思ったのだけれど、どうだったかしら。ただ、ほとんどの小説が編集者であったりとか、だいたいのお話しが別れちゃうことが話しのあらすじだったりして、できたばっかりの彼女を日本においていく彼には合わなかったかしらと見送った後に思い返したりしていました。でも、最後の短編のお話しがいい感じだったので、喜んで頂けているのではないかと勝手に思いこんでいます。

前置きが長くなってしまいました。この作品集ですが、石田衣良は相変わらず彼らしい作品を書いているし、伊坂幸太郎も伊坂幸太郎らしかったと思っています。(そんなに伊坂幸太郎作品を読んでいないけど。)

気に入ったのは中村航の"突き抜けろ"と本多孝好の"Sidewalk Talk"でしたね。どちらも初めて読んだ作家さんでしたけど、話しの始め方も運び方も終わらせ方もとっても好きな感じの小説でした。とくに"Sidewalk Talk"の小道具の使い方がよくある話しだけど、それを直球で投げられた感じで好感をもてました。

さてさて、アフリカに行った彼が帰ってくるのは半年後です。彼は彼なりに自分の人生を自分できっかり決めてそこにむかって邁進しています。マケルモンカ!

posted by kbb at 23:13 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | アンソロジー

2007年10月07日

映画「インザプール」

映画「インザプール」

どうも、こんばんは。

映画「インザプール」をケーブルテレビで見ました。
なんだこりゃ!って感じ。

奥田英朗の小説をずいぶん前に読んですっごく気に入っていたので結構わくわくしながら観始めたんですけど、途中からなんだかいやになっちゃった。

松尾スズキ演じる伊良部先生はただの変な人だし。デブじゃないし。変な中になにかがあるからこその伊良部先生なのにね。そんな伊良部先生に「普通だと思っている人が一番おかしい」うんぬんのようなセリフを言わせても説得力ないじゃん。誰がどうみたって伊良部先生普通じゃないもん。ってつっこみながら観てましたよ。誰が観ても普通な人が一番おかしいはずなのにね。

なんて、普通のトーンで約一年ぶりに更新しようとしています。。最後の更新にあんなことを書いておきながらなんて思いつつ、このエントリーを書いています。突然更新もしないで、コメントにも返信しないでごめんなさい。この一年間、就職したり、退職したり、再就職したり、再退職したり、転職活動してみたり、ギャンブルにはまってみたり、お酒に溺れてみたり、なにかをあきらめたり、なにかを求めたりしていました。まぁこの間のことはまた次の機会にでも、と思っています。

読書についてですが、あいも変わらず毎日少しずつの時間でも本を読む時間に当てるようにはしています。一日一冊読めるときもあれば、三週間かけて一冊読むなんてこともあるような生活を送っています。

また、この場所を借りて自分の読書記録を残していこうなんて考えている次第です。あたたかい目で見守ってやってくれるとうれしいです。

というわけで、またー。

P.S. なんか更新画面が変わっていてさっぱりわからないや。早く慣れていかないとね。タグってなんですか?

posted by kbb at 03:06 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

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