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2008年06月16日

目下の恋人-辻仁成

「目下の恋人」 辻仁成

目下の恋人おはようございます。一昨日は友人の結婚式の二次会というやつに生まれてはじめて行って来ました。知らない人がいっぱいいて、一緒にいった人に紹介してもらおうと思っても、人を人に紹介するのってなかなか難しいんですよね。で、紹介されないとうまく話の輪に入れなかったりして結局お酒に逃げちゃって近寄り難い人なんておもわれているんだろうなぁって思いつつ、さらに酒をあおるみたいになっちゃうんですよねぇ。

さて、以前友人からもらった作品、「目下の恋人」です。辻仁成は以前いくつか読んでいたんですけど、これは未読だったので、売らずに自分で読んじゃいました。横領ですね(笑)

10編の作品が収録されている短編集です。表題作"目下の恋人"が一番よかった。

人に彼女を紹介するときに「目下の恋人のネネちゃん」と紹介するヒムロ。体だけを求められているように感じる、ネネ。周りからみてると、ヒモのような存在のヒムロ。目下の恋人だなんてすぐにいなくなっちゃうような気がする。ある日、ヒムロが育ての親の祖父母のところのいくというので、ついていくネネ。祖父母は結婚はせずに二人で暮らしている。その二人が使う言葉「目下の恋人」。結婚などせずいつまでも恋人でいるという二人。

一瞬が永遠になるものが恋
永遠が一瞬になるものが愛


こんな風に何十年も、そしてこれからもずっとよりそっていく祖父母。

なんかいいものを読んだ気がします。

辻仁成の文章って結構くせがあるから、読みにくい作品も多いのですけど、これは結構うまく入り込めました。

10編のうち、連作のようになっている作品がいくつかあって、それはちょっと狂気的でこわいって感じでうまくはいりこめなかったです。

一昨日もそうでしたけど、素敵な言葉をいっぱい知っていても、なかなか使えないんですよねぇ。以前の「すいかの匂い」での江國香織の言葉

結局のところ、問題なのは美人かどうかということではなく、美人らしくふるまうかどうかなのだ


いつか、この言葉も使いたいんですけどね。魅力があるのだけれど、それをうまく表せることのできない子、僕の目の前に現れてくださいな。




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posted by kbb at 07:51 | 東京 ☀ | Comment(4) | TrackBack(0) | 小説・エッセイ タ行
この記事へのコメント
kbbさん、こんばんはー。
素敵な言葉を使う機会はなかなか訪れないですか?
だからこそその時が来たら輝くのかもしれませんね。

目下でも、なんでもいいから、恋人を!
やっぱり恋人がいたらいいだろうかなぁ、という思いを
ぶつけてみました。(* ̄m ̄)
Posted by MOW at 2008年06月17日 20:07
MOWさん。こんばんは!

MOWさんはちゃんとこの本のタイトル読めましたね。エライエライ。って当たり前か(笑)

MOWさんも欲求不満ですか!?
ちゃんと発散しないとだめですよー。

素敵な言葉を使う機会欲しいんですけどねぇ。でもそういう機会が来たら来たで、もじもじしちゃうんでしょうけどね
(ノ_-、)グスン。
シャイでナイーブでうぶな男の子ですから!(笑)
Posted by kbb at 2008年06月17日 23:52
わわー、目下の恋人ですか。
私はDVDでみました。主演の井川遥さんがとってもキュートですよ。
Posted by sonatine at 2008年06月20日 08:58
sonatineさん。

こんばんは。
映画になっていたんですね!?
知らなかったー。というわけで調べてみたんですけど、あらすじを見てみると、原作とはだいぶ変わっているみたいですね。

でも、監督が辻仁成って著者自信が原作変えちゃってるってなかなかおもしろいものがありますね。

出演者もオダギリジョーや杉本哲太、坂井真紀、今じゃ麻雀番組でしかみることのできない荻原聖人など、みどころ満載かもしれないですね。どっかで見る機会があればいいのだけれど・・・。
Posted by kbb at 2008年06月21日 02:40
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