こんにちは。風邪も熱燗が追い出してくれたようでだいぶよくなりました。やっぱり酒は百薬の長ですね。ってそういう意味ではないですよねぇ……。さてそんなふわふわとしたよくわからない意識の元、本が好き!経由でいただいた作品です。もらわないかぎり読まなかったなっていうのが第一印象。読みはじめてみると、もらっても読むのがつらい作品ってやっぱりあるなぁってことを考えちゃいました。
まず、キャラクター設定がよくわからない。友人を呼んで自分の冒険譚を語る。食後に暖炉の前に移動してパイプをくゆらせながらロッキングチェアーに揺られながら。決して人に問いかけられても話し始めることはなく、自分のペースで口を開く。
なんだかかっこいいこの男が幽霊狩人、幽霊探偵となってさまざまな怪奇現象の原因を解決していくんですけど、幽霊がでてくるたびにあわてふためき、逃げ回る。手にした拳銃を取り落とし、防御するために用意した五芒星の装置を自分で壊してしまう。
この語るときの彼と、現場での彼のギャップがどうしても許せなくて、最後の方は斜め読みって感じでした。久しぶりにつまらない本を読んだ気がします。
翻訳も誤訳があったり、誤字脱字なんかも見つけてしまって、そのたんびに手を止めてしまいました。
きっとこれは風邪のせいなのでしょう。意識に膜がかかったようになっているのは、鼻が通ってないからでしょうね。もっと安心して読めるものを探してきます。

幽霊狩人カーナッキの事件簿
- W.H.ホジスン、夏来 健次
- 東京創元社
- 1008円
書評/ミステリ・サスペンス



