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2008年06月24日

青空チェリー-豊島ミホ

「青空チェリー」 豊島ミホ

青空チェリーこんばんは。

先日、駅で前を歩くすっごい短いワンピースをはいた女の子を見つけました。膝上30センチというか、歩いて裾が揺れただけでパンツがみえちゃうんじゃないかとこちらが心配になっちゃうほど短いワンピース。どきどきしながらも後をついていきました。ってもうこの時点で犯罪者の匂いがぷんぷんしていますけど、そんな格好しているんだからしょうがない。その先にある階段を上っていく彼女の後ろをついていきながら見上げると、そこには・・・。はい。スカートの下には普通に歩いているときには見えない黒いスパッツがありました。なんていうか、その瞬間におまえってスケベな男だなってことを突きつけられた気がするんですよね。すっごい罪悪感です。しかも、パンツをみることすらできなかったんですよ!?なんていうかダブルパンチ。後をつけていったそんなおまえが悪いって言われればそれまでなんですけどね。そんな格好しているんじゃねえ!って怒鳴りたくもなりますけど、そんな気持ちも萎えさせてしまうほどあのスパッツの威力は強かったですね。いいわけするならば、自分が向かうべき階段を上っていったことは幸いでしたね。もし全然違う方向に歩く彼女の後をつけていったとしたならば、たぶん立ち直れていなかったでしょうね。

さて今日の作品は「青空チェリー」。豊島ミホのデビュー作といっていいのかしら。「女による女のためのR-18文学賞」の読書賞を受賞した作品です。

ゆるしてちょうだい、だってあたし十八歳。発情期でございます…。ってことで、予備校に通う男女がラブホテルを覗きながらだんだんと・・・。ってだけのお話なんですけどね。そこに男女の細かい感情がうまくでていて、ほほーって感じでした。でもまぁ官能小説並の表現なんかもあって、満員電車に乗りながらちょっと困ったことになったりもして。

さて、そんな30ページ足らずの作品とともに収録されているのが、「ハニィ、空が灼けているよ。」と「誓いじゃないけど僕は思った」です。

「誓いじゃないけど僕は思った」は中学時代の片思いがいつまでも忘れられない大学生のお話です。もう一つの「ハニィ〜」は三崎亜記の「となり町戦争」のような見えない戦争のお話。

最近この年代の作家による見えない戦争のお話が多いですよね。戦争を舞台として大切な人と別れてしまうことによって成長するお話。そういった装置が必要なのかもしれないですね。それとも戦争を実感していないからこそ、書きやすいのかもしれないですね。って僕も体験したことはないからわからないですけどね。

18歳の発情期が描かれた作品でしたけど、30近くなっても発情期がおさまらないのは困ったもんですよね。近所の夜中になるとうるさくなる野良猫に文句いえないですね、これじゃぁ・・・。




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posted by kbb at 22:50 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 小説・エッセイ タ行
この記事へのコメント
スパッツと発情期の関係は面白いですね。
自室で黒いスパッツを切り刻んだりすることに
どうか楽しみを見出さないでいてください、と
切に願ってやまないワタクシです。
だって発情期は大切ですもの。(笑)
Posted by MOW at 2008年06月25日 22:02
MOWさん。こんばんは!

ノゾキや痴漢を発情期のせいにするわけじゃけっしてないんですけどね。
あのワンピースはあまりにも僕の発情期をバカにしていたんで、思わず記事にしちゃいました;;

黒いスパッツを切り刻むってMOWさんそんな趣味があるんですか!?(笑)
MOWさんが男性用のブリーフを切り刻んでいるところを思わず想像を・・。
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

ストッキングをやぶるのはそれなりに楽しいんですけどねぇ。って履いているやつだけですよー。ってそれも結構やばいカミングアウトか・・・(笑)
Posted by kbb at 2008年06月25日 22:51
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