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2008年07月09日

号泣する準備はできていた-江國香織

「号泣する準備はできていた」 江國香織

号泣する準備はできていたこんばんは。

最近車に乗らずに電車で移動することが多いのですけど、昔は車かバイクでしか移動しないってほど、それらに頼っていました。デートの時もドライブってことが多かったのですけど、最近電車で行って駅前で降りると、あれこの景色見たことあるぞ、なんてことが多々あります。昔に車で行ったことがあるってことなのだろうけど、車で行くのと電車でいくのと、アプローチが違うってだけで全然違うところに見えるのが不思議ですよね。さらに、全然違う景色だと感じているのに、一度来たことがあるってわかるのもなんだか不思議なことですね。

僕はアンソロジー作品を読むことが多いのですけど、それがその作者の文庫本なんかに採録されるとなんだかうれしくなります。なにかで読んだことがあったはずだけど、なんだっけなぁなんて思いつつまた読み返したりして、温故知新の気分になれるからかもしれないですね。

今作、「号泣する準備はできていた」にもそんな短篇が収録されていました。"そこなう"です。

うはうはだな


という言葉から始まるこの作品ですが、どっかで読んだ気がすると一文目で思い始めて二ページぐらい読んでやっぱり読んだことあるって思って、家に帰って本棚をひっくり返してみたら「短篇ベストコレクション 現代の小説2004」に入っていました。こんな短い文章さっそく忘れてしまいそうなのに、きっと最初の「うはうはだな」って言葉が忘れられなかったのかもしれないですね。

江國香織の作品ってこういう風に強烈な印象を残すわけじゃないのだけれど、少しだけ心にさざ波をたてて、そのまま心に残る作品が多い気がします。っていうことはこういうブログで紹介するのが難しいってことでもあるんですけどね。でも強烈でなくてもいい、それがいつまでも残れば読者にとっては大きな財産ですものね。時が経って自分が「うはうはだな」って娘にいうぐらいの歳になったとき。自分にとってこの作品がどうなっているか楽しみですね。

そんな娘さんたちが夏ということで薄着になってスカートの裾も短くなって最近「うはうは」なkbbでした。ってこういうこと言うからきっとこのブログはだめなんでしょうねぇ(笑)




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posted by kbb at 06:14 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 江國香織
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