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2008年08月20日

六枚のトンカツ-蘇部健一

「六枚のトンカツ」 蘇部健一

六枚のトンカツこんばんは。

毎日暑いですねぇ(ってここ最近は涼しいですけどね・・・)。そんな暑い夏に負けないようにビタミンBがいいみたいですよ。そう豚肉に多く含まれているあれですよ。そういうわけでみなさん油っこいからいやだなんて言わずに揚げたてのトンカツを食べに行きましょう。本当においしいトンカツや天ぷらはまったく油っこさを感じさせないものですから、胃にもきっとやさしいはずですよ。

さて、むりやりの前フリでしたけど、そんなトンカツがタイトルの「六枚のトンカツ」です。蘇部健一という人の作品です。この作品、講談社メフィスト賞というミステリの新人賞という枠組みの賞なんですけど、この賞をとっているこの作品。確かにミステリといえばミステリなんでしょうけど、それよりも作者はくだらないギャグの方にこそ力を入れているのではないかって思えるぐらい、毎ページといえるぐらいつまらないギャグがでてきます。もちろんくだらないとかつまらないとかいいつつも、思わず笑っちゃうようなものもあるんですけど、これでもか、これでもかって出てこられると少し食傷気味になっちゃって、最後は全然笑えなくなって背筋が寒くなって暑い日にぴったりなんて落ちもつくんですけどね。

さて、14の短編が収められていますけど、どれもこれもトリックがでてきて、よくこれだけ考えられるなぁって思います。まぁトリックもそんなのあり、なんてのもあるんですけどね。特に"しおかぜ17号四十九分の謎"なんて、びっくりさせられてしまいました。ここで言えないのが辛いところですけどね。

トンカツだって食べ過ぎなければ夏に勝てるものを食べ過ぎたばっかりに逆に体をこわすなんてこともありますものね。おもしろいギャグも腹八分目にしておきなさいってことなんでしょうね。僕も少しは親父ギャグを控えないといけないですね、なんて反省させてくれる作品でした。




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posted by kbb at 20:32 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小説・エッセイ サ行
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