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2008年08月31日

辞書はジョイスフル-柳瀬尚紀

「辞書はジョイスフル」 柳瀬尚紀

辞書はジョイスフルこんにちは。八月最後の週末ですが、なんだかもう秋が始まったって言う感じの陽気ですね。朝晩が涼しくて昼暑いだなんて一日の中に四季がある感じですね。って喜んでもいられないですよね。日本らしくないですものね。

さて、全然関係のない前置きでした。「辞書はジョイスフル」です。翻訳不可能と言われたジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」の訳者による辞書の遊び方の本です。七年もかけて訳されたらしいのですけど残念ながらこの作品の存在も知りませんでした。今回の作品の中でも「フィネガンズ・ウェイク」の訳しかたというか、翻訳時の苦労などが描かれています。「フォネガンズ・ウェイク」自体が英語での言葉遊びを多用している作品のようで、柳瀬さんがいろんな辞書を引き引きしながら日本語の海のなかからちょうどよい貝殻を探してきてそれの中にヤドカリを一匹一匹いれるような作業に七年も費やしたように感じ取れました。

でもそんな貝殻都合よく落ちているわけもなく、国語辞書から英語辞書はもちろん、漢字辞典なども駆使しながら広大な言葉の海の中から探したようですね。こういう努力のできる人っていうのが、翻訳者なのかもしれないですね。

さて、中学、高校の頃は通学時電車の中で英語の辞書を「読んで」いた僕ですが、辞書って結構おもしろいですよね。もちろんそれは英和辞書に限らず国語辞書でもなんでもいいのですけど、こんな言葉あったのかぁとか、こんな言葉にこんな意味が?とか、こんな例文誰もつかわねぇよなんてつっこんでみたりして。いろんな楽しみ方があると思います。

もちろん日本語のすべてを使いこなせる人なんていないとは思いますけど、少しでも多くの言葉を使えるようになりたいと思うのは、誰もが感じることでしょうね。それのためにも少しでも多くの辞書を読むのがいいのでしょう。

そんな堅苦しいことを考えなくても、仕事中に辞書で調べ物をしていると見せかけて、辞書や辞典を読みながら暇つぶしなんてことをしている人もきっといるでしょうね。ってかここにいるんですけどね(笑)




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posted by kbb at 13:31 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小説・エッセイ ヤ行
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