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2008年09月16日

編集者T君の謎 将棋業界のゆかいな人々-大崎善生

「編集者T君の謎 将棋業界のゆかいな人びと」 大崎善生

編集者T君の謎 将棋業界のゆかいな人びとこんばんは。

三連休も終わっちゃいますねぇ。ずっと休みが続けばいいのに、なんて学生みたいなこと言っていますけど、そうは問屋が卸してくれないですね。明日のために寝なきゃなんて思いつつ、これから本でも開こうか、なんて訳の分からないことを考えています。早く起きて朝にでも読めばいいのにね。

さて、こんな人が会社にいたら休みなんかなくなっていいから、毎日でも会社にいたいと思わせてくれるような人が描かれている「編集者T君の謎」です。小説もノンフィクションもどちらもはずれのない大崎善生のエッセイです。

週刊現代に連載したものを収録したようですが、「聖の青春」「ドナウよ、静かに流れよ」「パイロットフィッシュ」が書かれた頃のようですね。

さてタイトルにもある編集者T君ですが、将棋連盟内の大崎善生が勤めていた雑誌の編集部員です。大崎善生が編集長の時に無理矢理押し込んで採用したようですが彼がなかなか強者なのでおもしろいです。今まで読んだ本はたった一冊だけ。「人間失格」しか読んだことがない。面接で大崎善生が形だけでも面接しようかと、今まで読んで心に残っている一冊は?と聞いたのですけど、二冊目を聞かれていたら答えられなかったと、後に語っているそうです。

本を読んでいないから当然ものを知らない。言葉を知らない。イタリアの首都をローマだと答える大崎善生に向かって、やっぱり編集長はなんでも知っている、と言ってみたり、もぬけの殻を腑抜けの殻と言ってみたり。彼が隣の机にいたらきっと飽きないんでしょうねぇ。

さて本書は決してT君の冒険譚ではなくて、大崎善生が「ドナウよ、静かに流れよ」で遭遇したヨーロッパでの出来事やはまっているパチスロのことなんかも書いてあって時間を忘れて読み進められます。一つが6ページぐらいしかないので、二、三駅で読み終われちゃうってのもいい感じですね。

さてさて、いつまでもお酒を飲んだり、本を読んだりしながら現実逃避をしていてもしょうがないですね。明日のためにも早く寝ないとね。体を休めることも仕事の一つだよ、と本書にもでてくる昔働いていた将棋会館そばのモスバーガーのオーナーに大昔に教わったのに、すっかり忘れているみたいです。
ではみなさん、よい夢を。おやすみなさい。




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posted by kbb at 00:07 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大崎善生
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