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2008年09月18日

ララピポ-奥田英朗

「ララピポ」 奥田英朗

ララピポこんばんは。

村上春樹の"四月のある晴れた朝に100%の女の子に出会うことについて"(カンガルー日和所収)が短編映画になってインターネットで公開しているようです。

それは「昔々」ではじまり、「悲しい話だと思いませんか?」で終わる。
以前につくられた映画に対して見たこともないのに室井滋主演はどうかなぁってことを書いたのですけど、今回見てみてその考えを改めました。主演の女の子は誰だってよかったのです。あなたの100%の女の子を描いているのでは決してないのだから。今回の短編作品だって、決してきれいな子が演じているわけではありません。でも、やっぱりこういう出会いっていいなぁって感じさせるものになっています。原作に忠実につくられているのでしょうね。

さて、映画化の話が決定している奥田英朗の「ララピポ」です。いわゆる群像劇という形の小説です。

上の階に住むホスト風の男の部屋から聞こえるセックスの声を盗聴して興奮する男から話は始まります。その男が欲望を満たすために選んだのは図書館で出会った女。そのホスト風の男は街でみかけた美人さんをキャバクラに送り込むスカウトマンだった。そういった形で少しずつ話がつながっていきます。最後に出てくるのは最初のお話で図書館にいた女の子。

みんな必死に生きて、みんな必死で自分の欲望を処理しようとしているのがよくわかる小説です。

でもこの小説とにかくエロイ。以前重松清の「愛妻日記」の記事を書きましたが、それと比べても断然こっちのほうがエロイです。重松清の方が官能小説を書こうとしているのに、こっちの方がエロイのは無意識のうちに奥田英朗のエロさがでてしまっているってことなんでしょうかね。

"四月のある晴れた朝に〜"でも描かれていますが、人間無意識のものは隠すことができないってことなんでしょうかね。僕も電車の中や飲み会などでで無意識のうちにエロイ目で女の子を見ているのでしょうかね。気をつけてどうにかなるものでなくても、気をつけないといけないですね。





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posted by kbb at 00:58 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 奥田英朗
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