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2008年10月05日

死日記-桂望実

「死日記」 桂望実

死日記こんにちは。

昨日の記事の教訓は、風邪を引いたときには情報を発信するなってことですかね。普段から何を言っているかわからないのに、いつもよりももっとわからなくなっていていやになっちゃいますものね。

風邪はおかげさまですっかり熱もひいて、のどが痛いだけになりました。薬のおかげかぐっすり眠れることもできて、なんだか久しぶりに元気な日曜日の朝を過ごしている気がします。今日はなんの予定もないので、ぼーっとして過ごそうかと思っています。

さて、「県庁の星」の桂望実のデビュー作「死日記」です。桂望実って元々はフリーのライターだったんですね。どおりで事実の描写がうまいんでしょうね。

内容はといえば、タイトル通りのものです。14歳の中学生、田口潤の死に至るまでの日記が描かれています。途中まではどうなってしまうんだろうと、はらはらさせられるような書き方がしてあるんですけど、やっぱり最後は殺されてしまうんだ、と悲しくなってしまいます。しかも潤を殺すのは実の母と家に転がり込んできた母の恋人。

交通事故で死んだ実の父も、酒を飲んで潤や母に暴力を振るう男だった。仕事もせずにギャンブルばかりして酒を飲む。父が死んだ後に母が連れてきた男も同じような男だった。

どうして仕事もせずにギャンブルするお金があるのかわからないのですけど、世の中にはこういう男が結構いるみたいですね。

しかもそういう男しか愛せない女もいるみたいで、世の中には似たような事件がごろごろしていますものね。そういう男と一緒にいても幸せじゃないだろうと端から見ていると思うのですけど、本人からしてみたらそれが一番幸せなんでしょうかね。わからないことだらけです。

こんな悲しいタイトルが表紙にでっかくかいてあって、さらに涙が出てきてしまう本書なので、電車の中や外で読むときには注意してくださいね。久しぶりに表紙にカバーをかけて持ち歩いていました。




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posted by kbb at 12:12 | 東京 ☀ | Comment(1) | TrackBack(1) | 小説・エッセイ カ行
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Posted by 藍色 at 2009年06月10日 03:08
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死日記 桂望実
Excerpt: 田口潤は、14歳の中学生。3年への進級を機に、日記をつけ始めた。 父親の死後、母親の新しい恋人になった加瀬という男と3人での同居生活...
Weblog: 粋な提案
Tracked: 2009-06-10 02:58
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