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2008年11月03日

間宮兄弟-江國香織

「間宮兄弟」 江國香織

間宮兄弟こんばんは。

いい加減に酔っぱらってきましたよ。ってずいぶんはやいですよね。最近お酒に弱くなってきたんですよね。お酒が強いことだけが自慢だったのに。僕からお酒が強いことをとったら優しさしか残らないじゃないですかね。

なんだかいつも飲んでいるときと同じような白い目を感じるのは気のせいでしょうかね。

さて、江國香織の「間宮兄弟」です。冷たい目で見られても、そんなこと全然気にしない。それはなぜなのか。だってちゃんと二人の世界があるのですもの。そんな兄弟、明信と徹信が主役の物語です。

映画化もされていて、昔に見た記憶があるらしく、どうしても弟、徹信のセリフをドランクドラゴンの塚地が言っているように思えてしまうんですよね。兄貴の明信を演じた佐々木蔵之助の方の記憶が全然ないのが不思議ですね。

さて、毎日牛乳を飲む弟、毎日一本のビールを飲み月に数回会社の先輩に連れられて飲みに行く兄。日曜日にはビデオを見る。女の子に振られると新幹線を見に行く弟。「おもしろ地獄」と二人が呼ぶジグソーパズルを二人で張り切ってつくる。

そんな二人が恋をした。兄が恋をしたのはビデオ屋のアルバイトの女の子。弟が恋をしたのは兄の先輩の嫁さん。こんなにもいつも一緒にいるのに、二人の恋の仕方は全然違う。兄は相手に積極的に話しかけることもせず心の恋人にしてしまう。弟は積極的に誘いかけ玉砕してしまう。

そうやって新幹線をみにいく弟。それを心配する兄。

こんな兄弟はそうそういないんでしょうね。二人暮らしをしていたらいつしか話すことにも疲れてしまうのではないかと心配になってしまいます。
帯に
"そもそも範疇外、ありえない"男たちをめぐる、江國香織の最新恋愛小説


なんて書いてあるのですけど、これって救いようのない言葉ですね。自分のことをいわれているようで悲しくなってしまいます。

でもここに描かれている男たちがそこまで"ありえない"男たちのようには思えないんですよね。こいつらとつきあうときっとおもしろい毎日が待っていると思うのですけど、どうなのでしょうか。なんて自分をフォローするような言葉で終わらせておきましょうかね。




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posted by kbb at 21:54 | 東京 🌁 | Comment(4) | TrackBack(1) | 江國香織
この記事へのコメント
間宮兄弟・・・。
たしかに劇的に変!ってわけじゃないけど、なんかヘンテコなんですよねー。
特に、男性より女性から見たら違和感の方が強いのかもしれませんね。
変じゃないけど、うーん・・・。
Posted by sonatine at 2008年11月04日 18:56
sonatineさん。
こんばんはー。

やっぱり変なんですねぇ。
男からみたらこれぐらいの偏愛(何に対しても)は許される物だと思うんですけどねぇ。
この気持ちが彼女に向かったらその子は愛されること間違いなしですよ?愛されたいでしょ?(笑)
Posted by kbb at 2008年11月05日 23:04
うぅ!愛されたいー!浮気も絶対しなさそうだし・・・。
でも、飽きそう(^^;)
何かの本で読んだんですが、安心と不安の比率が9:1だと長続きするそうですよ。
Posted by sonatine at 2008年11月14日 17:16
sonatineさん。
おはようございます。

飽きそうってわかる気がします。
だから間宮兄弟はだめなんですねぇ。
間宮兄弟を読んだ女友達が、この二人つまらない、って言っていて、女性共通の感覚なんだなぁと思いました。

安心と不安の比率ってなんだかわかる気がするなぁ。でも僕は10:0で安心しきっていたいんですけどねぇ。
Posted by kbb at 2008年11月15日 10:10
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