本のタイトルは過去記事またはアマゾンへ飛びます。出版社等の確認にどうぞ。

2008年11月03日

作家24人の名作鑑賞 私を変えたこの一冊-アンソロジー

「作家24人の名作鑑賞 私を変えたこの一冊」 北方謙三 夢枕獏 久世光彦 橋本治 小池真理子 阿刀田高 田辺聖子 立松和平 原田宗典 秋元康 ねじめ正一 三田誠広 大林宣彦 谷川俊太郎 清水義範 俵万智 柳美里 畑山博 氷室冴子 武田鉄矢 林望 群ようこ 中沢新一 大沢在昌

私を変えたこの一冊こんばんは。

ビールから焼酎に変えましたよ。いい加減気持ちよくなってきました。
たったいま起きた出来事でしたけど、一緒に住んでいる弟の彼女から電話がかかってきました。用件はフジテレビの「あいのり」を予約録画してくれのとこと。

「あいのり」ってわざわざ録画予約するような番組なのかしらと予約しながら酔いもさめるような気持ちを味わっています。個人的には「あいのり」を予約録画するような女の子とつきあいたいと思うのですけど、それは弟の問題なので関係ないですね。

さて、いろんな作家が名作と呼ばれる集英社文庫の作品の解説に書いた物を再収録したのがこの作品集です。芥川龍之介や川端康成、キャロル、坂口安吾、志賀直哉などなど誰でも名前ぐらいは聞いたことのある作品の解説になっています。

解説っていっても、人それぞれというもので、その作家の生涯の作品全部を俎上に乗せる人もいれば、その作品にまつわる自分を描く人たちもいてなかなか興味深いですよね。

秋元康が中原中也の「汚れちまった悲しみに……」について書いています。彼は、過去の自分の恋愛とこの作品の接点を書いているのですけど、その中でこんなことを言っています。

流行書きというのは、いかに、多くの人と、相性をよくするか? という職業である。


秋元康ってこういう自覚のあった人だったんですね。時代に合わせて自分を捨てるようないろんな作品をつくる彼ら。自分たちが流行を生み出しているかのような錯覚を生ませるぐらい人気の作品を生みだし続ける彼ら。それでも、自分はただ他人に合わせているという自覚があったんですね。もっとえらそうに、おれが流行だ!なんて言っている人だと誤解していた自分を少し反省しています。

「あいのり」をどうして自分が嫌いかっていまいちよくわからないんですけど、あんな風に他人の恋愛、しかもそれに台本があるような恋愛を遠くから見てうらやましがっているのがいやなんだろうなぁって思うのですけど、それだって人の勝手なんですよね。小説だって結局人の人生をなぞっていく作業なのかもしれないですし、小説好きの僕がとやかくいう問題ではないですよね。




にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ他の方の書評を読む。

posted by kbb at 22:59 | 東京 🌁 | Comment(2) | TrackBack(0) | アンソロジー
この記事へのコメント
作家さんってそういうことを思ってたんですね。私も意外です。
もちろん、時代じゃなくて俺流に書きたいものを書く!って言う人もいるかと思いますが、そういう作家さんも好きだし、いろいろ変化していく作家さんも好きです。

「あいのり」私苦手なんですよ。
エッセイや自叙伝も同じようなものかもしれませんが、見られているとわかっているのにさも見られてないように自然なふるまいをするのが逆に不自然な気がして・・・。
結構人気があるので苦手なのは私だけ?と思ってました。ちょっと嬉しかったです。
Posted by sonatine at 2008年11月04日 19:01
sonatineさん。
こんばんは。

「あいのり」苦手な人がいてよかったぁ。実は僕のまわりも男女関わらずあいのり好きが多いんですよねぇ。あんなの見て何が楽しいの?って好きな人にはなかなか聞けないから、なんでだかわからないんですけどね。

作家さんはそれぞれですよねぇ。ただ、俺流の人は不器用だなぁなんて思っちゃいますけどね。
Posted by kbb at 2008年11月05日 23:06
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

お名前・メールアドレス・ホームページアドレスを(入力があれば)クッキーに保存しますか?



この記事へのTrackBack URL
http://blog.seesaa.jp/tb/109048529
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。