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2008年11月13日

仙人の壺-南伸坊

「仙人の壺」 南伸坊

仙人の壺こんばんは。

今日驚きのニュースが舞い降りてきました。
僕は実家に住んでいるわけですが、実家の固定電話が解約されていました。しかも9月に。もう二ヶ月も経つのに、それを知らされていなかった僕ってどうなんでしょうかね。勤務先にも前の番号を知らせていたのに。。。笑ってやり過ごせればいいのでしょうけどね。

さて、そんなこと気にせずにすむ仙人のお話がいっぱいでてくる作品、「仙人の壺」です。南伸坊が中国の昔話を漫画仕立てにしている作品です。

16本の作品が収録されているのですけど、南伸坊のほのぼのとした感じのイラストでこわいお話なんかも描かれていて、ドキドキしてしまいます。

帝に用いられたいと希望して、帝の元で働くことになった仙人が術をみせてみよと言われて白い石の山羊になりそのまま逃げてしまうお話や、帝に術を教えることになった仙人が中途半端なものしか教授せずそれを諫められると、柱になって逃げてしまうお話などなど、仙人も大変なんだなぁって思わせるお話が多数収録されています。

他にも、「蛇足」の成立なんかも説明されていて、フムフムと思わずうなってしまうようなお話も多くて満足できる作品になっています。漫画のあとに南伸坊自身によるそのお話についての解説がついているのがいいですね。

仙人のようになれない僕ですから、霞を食べながら俗世のことなんて気にしないなんて心持ちでいることができないのですけど、あんまりいろんなことに気を取られているとストレスしかたまらないですよね。仙人のようにならないと人間は不満なく生きていくことはできないのでしょうかね。それとも少しぐらいはそういった不満を抱かなければつまらない人生になってしまうのかもしれないですね。




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posted by kbb at 22:01 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 小説・エッセイ マ行
この記事へのコメント
ご実家の固定電話解約ニュースは、かなり衝撃的でした。
たしかに自分宛のプライベートな電話は携帯にかかってくるから
家の電話がなくなってても気付き難いですよね。
毎日仕事に出て行っちゃうわけだし。
でもスゴイわー、2ヶ月後に気付くなんて。

一度仙人になってしまえば、
不満が無くて人生がつまらないなんて思いもしないで
淡々と日々を過ごしそうですね。
Posted by MOW at 2008年11月15日 00:30
MOWさん。
おはようございます。

衝撃のニュースですよねぇ。
でも何に申し込むにしても、固定電話が必要ですものねぇ。かかりませんよっていわれて、自分でも信じられず携帯からかけてしまいましたよ。

仙人は不満がないのが不満なんてことも思わないんでしょうね。でも満足と不満の振幅のない人生はそれはつまらなさそう、なんておもっちゃう僕には仙人にはなれないんでしょうね。
Posted by kbb at 2008年11月15日 10:13
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