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2008年12月06日

そして扉が閉ざされた-岡嶋二人

「そして扉が閉ざされた」 岡嶋二人

そして扉が閉ざされたこんにちは。

同僚に毎朝いろんな飲み物を飲みながら喫煙室に入ってくる人がいます。ある日はウーロン茶、ある日はコンビニで売っているスターバックスのカフェオレ、ある日は野菜生活などなど。野菜生活飲むぐらいなら、それに入っている野菜を別々に食べたいなんて思ってしまうのですけど、その人はカロリーメイトも大好きで、午前中に仕事をしながら二、三本食べているようです。一本で一食分の栄養素がとれるなんて言われてもそれだけを食べて本当に生活できるものなのでしょうかね。三日もしたら枯れていく植物のようにしなびた人間ができそうな気がします。

さて、岡嶋二人です。「そして扉が閉ざされた」。

雄一が目を覚ましてみるとそこは見覚えのない部屋だった。そこに男二人、女二人が閉じこめられていた。誰もがどうやってここに来たのか覚えていない。そこから始まる物語です。
四人は三ヶ月前にある別荘で一緒に過ごしたことがある。そしてその別荘で思い出したくもない事件が起こる。雄一の恋人が崖から車ごと落ちて亡くなってしまうのだ。
どうやら彼らが閉じこめられていたのは核シェルター。3メートルのコンクリートで覆われているその核シェルターに10日分のカロリーメイトと水だけが置かれている。彼らは疑心暗鬼になりながらその事件の核心にせまっていく。

って感じのお話なわけです。核シェルターに閉じこめられて昼も夜もないような生活を強いられているだけでも発狂しそうなのに、そこにある食料がカロリーメイトと水だけっていうのもいやですね。もちろん贅沢は言っていられないような四人ですけど、ロボットが電気で充電するように栄養素を体に補給することで生きながらえるっていうのもいやだなぁ。

そういう食品をつくろうって最初に考えた人っていうのは、そういうことを考えなかったのでしょうかね。人間が一番動物らしいのってご飯を食べているときって思うのですけどどうなんでしょうかね。まぁいまだに売っているってことはそれなりに需要があるってことなんでしょうけどね。やっぱりいろんな食品から少しずつ栄養素をとりたいって思う僕は贅沢ものなのかもしれないですね。



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posted by kbb at 13:05 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 岡嶋二人
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