「この味がいいね」と君が言ったから十二月十三日は鍋記念日おはようございます。
おとといはあんなに暖かかったのに、今日はとっても寒いですね。布団から出るのがいやになっちゃいます。でも、考えてみるとたった一日暖かかっただけですし、今日の寒さの方が本当の冬のはずなんですけどね。僕がバカだからたった一日で騙されてしまったことだってことなのでしょうね。
さて、「サラダ記念日」。俵万智の歌集です。
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
と有名なこの作品集ですが読んだことがなかったのですが、先日の枡野浩一の「君の鳥は歌を歌える」に出てきたので気を留めていたら本屋さんで見つけちゃいました。きっといつもあったのにまったく気が付かなかったのでしょうね。
枡野浩一も言っていましたけど、五七五七七調になっているのに、言葉の切れ目とリズムの切れ目があっていないんですね。上の歌もそうですしね。でもそれが全然不自然じゃないと思うのは、最近のヒット曲が全てそうだからでしょうかね。宇多田ヒカルの曲なんてほとんどそうですものね。
捨てるかもしれない写真を何枚も真面目にとっている九十九里
「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ
唐突に君のジョークを思い出しにんまりとする人ごみの中
もっともっといいなぁと思う歌がいっぱいあったのですけど、それを全部ここに書き出していたらキリがないのでやめておきましょう。素敵だなぁなんてたった31文字に簡単に騙されてしまう僕ですけど、日本語にとってみれば31文字は決して少ない数字じゃないのかもしれないですね。
冒頭の歌は先日うちで鍋パーティーをやったときに「サラダ記念日」をふまえて詠んでみたのですけど周りの評価も芳しくなかったものです。語呂もわるいし、鍋じゃあ全然おしゃれじゃないですものね。「サラダ」じゃなかったらこの歌もここまで有名になることもなかったかもしれないですね。まぁ僕にはサラダよりも鍋の方がお似合いかもしれないですけどね。


