こんにちは。酒好きの僕ですが、周りの女の子には僕につきあって同じようなペースで飲んでくれる人がいなくていつもつまらない思いをしています。
そんな僕と一緒に飲んでくれる酒漬けOLさんはいないかと周りを見回していたところ見つけたのが本書「マリモ 酒漬けOLの日々」です。初見の山崎マキコが作者です。
食品会社で商品企画を行うOLマリモは大酒のみ。飲み過ぎて記憶をなくし同僚の坂上君にいつも迷惑をかけてしまう。ある日上司の命令で自分の企画と90度違った企画の責任者にされてしまい、それの販売不振の責任をとらされ倉庫係に飛ばされる。そんなマリモの心にはいつも高校の時の先生がいる。
人は神ではないのだから、間違いを犯すのです
辛いときにはいつも先生の言葉が心をよぎる。そんなマリモの自分探しの物語です。
マリモが食品会社から有機野菜の販売会社へ転職をします。そこでイヤだと思っている男と二人で北海道へ一週間出張するシーンがあります。最終日、羽田について飲みに行きたくなったマリモは、その男を誘おうとしている自分を見つけて自問自答するシーンがあります。でもこういうことってよくあるんですよね。マリモの場合はすんでのところで止まりましたけど、僕の場合は誘ってしまってしかも飲んでいる最中からつまらない気分になり、そんな自分がさらに嫌いになっていくっていうどうしようもない悪循環に陥っている時があります。さすがに最近は飲みたい人と飲む回数が増えたのでそういう機会もへりましたけどね。
物語の前半。マリモが記憶をなくして、酒をやめようと決意しているにもかかわらずやっぱり飲んでしまう場面が出てくるのですけど、いつもの僕をみているようでびっくりしちゃいました。僕だけじゃなかったんだ、なんて救いのようなものも感じてしまったのにびっくりしています。
こんな日の夜は、ちょっとお酒の助けを借りて、頭の働きを鈍らせるほかない。
まさにこんな感じで飲みにいってさらに後悔を募らせるだけになるんですけどね。
この物語の最後、結局マリモは先生に会いに行きます。そして先生との会話で気づきます。
許されるのだ
私の存在は許されているのだ
これを感じる事って本当に大切なことだと思う。でも僕にはまだまだこれは感じることはできない。マリモは先生という人間と出会い、いろんな出来事を通してこれを感じることができたけど、僕にはまだ感じられない。きっとそんな機会はそこらじゅうにこらがっているのだろうけどね。
先日飲みに行ってきたのです。そのときに「今年の目標は飲み過ぎず、飲んでも声が大きくならないような大人の飲み方のできる人間になる」っていいながら結局最後は記憶が曖昧になってしまうような飲み方になってしまいました。こんなんじゃお酒好きのOLさんと仲良くなれないですね。まいったなぁ。


