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2009年01月31日

羊男のクリスマス-村上春樹 佐々木マキ

「羊男のクリスマス」 村上春樹

羊男のクリスマスこんにちは。

ともすれば、一人の時につい落ち込んでしまうけど、そんなときはほのぼのとした本を読みたいですね。前に飲んだ友達と村上春樹のことで盛り上がったときに教えてもらった作品です。佐々木マキとの絵本のような作品。そう「ふしぎな図書館」と同じようなコンセプトで作られた作品です。前回は騙されているので、今回は慎重にネットで調べて、書き下ろしってことを確認の上、読んだことはないと確信した上で買ってきました。

イラストが佐々木マキなので、あの羊男がそのまんまです。ドーナツを毎日食べている羊男。どこか抜けていて、だけどすっごい素直で、というかお人好し。そんな羊男が主人公。
ある年のクリスマス。聖羊上人様をお慰めするための曲を作曲することになりました。ところがこの羊男。呪われていたのです。聖羊上人様が穴に落ちて亡くなったクリスマスに穴のある食べ物、ドーナツを食べてしまったから。
作曲は遅々として進まず、じゃまばかりが入る。そしてとうとうクリスマスの四日前に呪いを解く方法を羊博士に教えてもらい呪いを解く旅に出る。穴のあいていない食べ物、ねじりドーナツを持って。

そこから双子の姉妹がでてきたり、海ガラスがでてきたりと大冒険が始まるわけですけど、最後は大団円。まさにクリスマスの日に読むような、子供にプレゼントするような物語になっています。
といっても、村上春樹の初期三部作を読んでいる人にはもっと親しみをもって楽しめる作品になっていますけどね。まぁ村上春樹ファンの為に書かれた作品といってもいいのかもしれませんけどね。双子がでてくる必然性はまったくないのですから。

村上春樹作品への入り口、試金石としてちょうどよいのかもしれませんけどね。短い文章だし、わかりやすい内容ですしね。まぁこの物語よりもっと深いところが村上春樹の良さなんですけどね。

なんだか久しぶりに初期三部作を最初から読みたくなってきました。今読んでいるのが終わったら読み直してみようかしら。




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posted by kbb at 13:27 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 村上春樹
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