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2009年02月17日

最後の恋-三浦しをん 谷村志穂 阿川佐和子 沢村凛 柴田よしき 松尾由美 乃南アサ 角田光代

「最後の恋」 三浦しをん 谷村志穂 阿川佐和子 沢村凛 柴田よしき 松尾由美 乃南アサ 角田光代

最後の恋おはようございます。

おとといぐらいから鼻水はじゅるじゅるだし、のどはイガイガしているし、目はカユカユだしで完璧に花粉症の症状ですね。まだ二月だっていうのに、早すぎませんか?もうこんなことは今年で最後にしてほしい、そんな風に切に願います。

さて、「最後の恋」。アンソロジーです。

最後って言葉を聞くと、漠然と悲しいことやつらいことを想像してしまいますよね。最後の晩餐にはなんだか悲壮感が漂いますし、今年で終わりにして欲しいなんていうと辛いことからの解放ですし。でも、それが「最後の恋」となると180度変わるんですね。

だって、最後の恋ってことはもうそれ以上恋をする必要のないこと=生涯で最愛となる人を見つけたってことでしょ。

素敵な言葉だったんだなぁ、なんて思っています。

さて、最後の恋をテーマにしたアンソロジーです。いろんな女性作家が最後の恋について描いています。
おすすめは三浦しをんの物語。これはここでは書きませんので、どうかご自身でご確認ください。立ち読みでもそんなに時間がかからない分量なので是非。

阿川佐和子の"海辺食堂の姉妹"はなんだか映画「かもめ食堂」を思い出させます。といってもこの映画を観ていないのでわからないのですけど、こういう雰囲気の映画なんだろうかって思わせてくれるって意味ですけど。(今調べたのですけど、「かもめ食堂」の原作は群ようこでしたね。全然違っていました。ごめんなさい。)

"スケジュール"の沢村凛は多分初読なのですけど、なかなか興味深かったです。スケジュールを作るのが小さいころからの特技だった天音(あまね)。結婚への準備も恋人ができたところからスケジュールを作ってしまう。しかし生涯で初めて自分で決めたスケジュールを破ってしまう。って書けばどういうことかはだいたい想像が出来てしまうかもしれませんが、これもおもしろいので読んでみてくださいね。

一番よかったのは"LAST LOVE"柴田よしきでした。この人も初読でしたけど、他のも読んでみようと思うぐらい収穫でしたね。「ワーキングガール・ウォーズ」という広告によると「負け犬小説」を書いているようですけど、この作品もそれに近いものがあるかもしれませんね。

合コンで知り合ったテレビ局勤務の剛志とつきあって五年になる真由美。長すぎる春に決着をつけるべく、友人の結婚をだしに、それとなく聞いてみると剛志からは別れのメールが来た。好きな人がいる。次の恋を最後の恋にしたいと。自分が最後から二番目のブービーだってことに腹をたてる真由美。
そしてそれから月日が経ち、剛志が離婚したことを知る。誰と結婚したかも聞いていなかった真由美は剛志と連絡を取りランチをすることになった。

そんなあらすじなわけですが、最後に真由美もやっと最後の恋を経験できるところあたりが負け犬小説で終わっていないってことなのかもしれませんね。

さて、僕の最後の恋はいつやってくるのでしょうか。こればっかりはスケジュールのたてようもないですけどね。その前にちゃんと就職しないと女の子もよってこないですね。はい、がんばります。




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posted by kbb at 07:39 | 東京 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | アンソロジー
この記事へのコメント
最後の恋、いつになったとしてもやってくるといいですね。
ワタクシからも祈っておきますよ。
そういえばアンソロジーって暫く読んでないなぁ。

只今無職で就職活動中の友人♂は、
「なかなか良い仕事が見つからなくってさぁ」
とか言って、女の子の気をひいてますよ。
それが結構なヒット続きらしいので、感心中です。
Posted by MOW at 2009年02月21日 15:26
MOWさん。
こんにちは。

その口説き文句いいですねぇ。
こう冷静に書いているってことはMOWさんは引っかからなかったってことなんでしょうけどね(笑)。今度使ってみます。

MOWさんの祈りが通じてくれるとうれしいなぁ。
Posted by kbb at 2009年02月21日 16:10
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