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2009年03月01日

コンピュータの熱い罠-岡嶋二人

「コンピュータの熱い罠」 岡嶋二人

コンピュータの熱い罠こんにちは。
もう3月です。今年も六分の一が終わりましたね。時のすすみは早いようです。
って毎回こんなことを言っている気がしますけど、分数にしちゃうとなんかはやく進む気がしませんか?例えば僕はもう人生の二分の一を過ぎていますしね。山なんか登っていてもう半分きたからあと半分だよ、なんて言われても残りの半分が辛いんじゃないか!?なんて反論したくなってしまいますものね。だからこれからは今年も六分の一過ぎた、じゃなくてまだ六分の五残っているって言った方がいいのかもしれないですね。どんだけポジティブだよ、って感じですけどね。

さて、岡嶋二人の「コンピュータの熱い罠」です。岡嶋二人で読んでいないものをみつけるとすぐに買っちゃうんですよね。もう引退してしまった二人だから、新作は期待できないんですけどね。一冊読むごとにもうあと何分のいくつしか残っていないなんて考えてしまうんですよね。

結婚相談所のシステムを担当している会社に勤める絵里子。ある日恋人の名前をそのシステムの中に見つけてしまう。恋人に話を聞いてみると、入力されたデータと彼の提供したデータの量に違いがあることがわかる。
そんなある日、兄が嫁に殺されたから、その嫁のデータを見せろと言ってくる女がいた。独自に調べ始めた絵里子と同僚の古川。システムの中で何が起こっているのか。

これが書かれたのが二十年以上前なんですけど、そのころってもうこんなシステムがありましたっけ?個人情報の怖さについて言っていた人なんていましたっけ?トロイの木馬などのコンピュータウイルスに警鐘を鳴らしている人っていましたっけ?

岡嶋二人の小説を読むと、その先見性の高さがよく伺えますよね。コンピュータがこんなに役に立つことをこんな最初からわかっていたのでしょうね。

そういう先見性の高い人がいたからこそ、こうやって僕が読んだ本の感想をブログに書いたり、愚痴ったりなんてことをできるのでしょうけどね。

まぁそんなわけで、最近書かれた本を読んでいるような気になる本でした。こわいこわい。

冒頭の話ですけど、そうやって言葉でごまかしていてもなんにもならないのはよくわかっているんですけどね。時が過ぎていくのは止めることができないからこそ残酷だっていうのはわかっているんですけどね。




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posted by kbb at 15:03 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 岡嶋二人
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