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2009年03月12日

此処彼処-川上弘美

「此処彼処」 川上弘美

此処彼処こんばんは。このブログ、最近転職がうまくいかないことばっかり書いてありますね。なんだか転活日記って感じです。本の感想がメインのはずだったのに。。。(笑)。

経済成長率 世界、軒並み落ち込み
「各国GDP比2%の財政出動」 米、G20会議で呼びかけへ
エプソン、今期最終赤字1000億円 構造改革費用を計上
BMW、純利益9割減 前期、高級車不振が直撃

上の四つは日経のwebサイトからランダムに、といっても恣意的にですけど、選んだ見出しです。こんな厳しい世の中じゃあ次の仕事が見つからないのもしょうがないのでしょうけどね。

さて、久しぶりの川上弘美「此処彼処」です。川上弘美が恋しい!というわけでエッセイを買ってしまいました。この作品、日経新聞に連載されていたもののようです。川上弘美のホントか嘘かわからない、現実と虚構の狭間が描かれているような文章を現実の厳しさの書かれている日経の紙上でみたら違和感がすごいでしょうね。

エッセイということですが、この作品のテーマは場所。川上弘美自身もあとがきで書いているように、場所を描くと言うことはその場所を通過した自分を描くと言うことになるのでしょうね。だから難しいと川上弘美は言っています。

小さい頃に住んでいたアメリカの話。実家のあった高井戸の話。新婚旅行で行ったマダガスカル島の話。そんなお話がホントかよ、なんて思っちゃうような川上弘美らしい文体で書かれています。

自分が通ったことのある場所や近しい場所なんかが描かれていると親近感なんかも感じてしまって、川上弘美ファンの僕としてはおいしい本でした。

そして最後に書かれているのは「此処」。結局人間は今自分がいるその場所から逃げることはできないってことなのでしょうね。

冒頭で、日経新聞には厳しいことしか書いていないようなことを書きましたけど、今日の日経にはちゃんとこんな記事もあったんですよ。

人文字でミッキー 2500人が参加、TDL25周年記念でイベント


なかなかかわいらしい?ミッキーですね。ではまたあしたー。




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posted by kbb at 23:47 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 川上弘美
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