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2009年03月21日

きのう、火星に行った。-笹生陽子

「きのう、火星に行った。」 笹生陽子

きのう、火星に行った。おはようございます。
昨日はデンマークから友人が一時帰国したので酔っぱらってきました。彼女はイタリア人の彼を連れて帰ってきていて総勢8人でお食事会です。彼との会話はもちろん英語。つたないスピーキング力とリスニング力しかない僕はお酒に逃避してしまうわけで、記憶がないのも当然のことかもしれません。英語を理解するために頭はフル回転でしたし、なかなか大変でしたけど、とっても楽しかったです。行く前は何をどう話そうか、なんて悩んでいましたけど行ってみるとなんとかなるものですね。せめてもう少し英語が話せたらなぁなんて思いますけど。飲むと英語が突然流暢になるなんて都合のいいお酒でもあればいいのに。

さて、笹生陽子の「きのう、火星に行った。」です。児童向けに書かれたお話です。

僕は山口拓馬、小学6年生。
病弱で親戚の医者の家でくらしていた弟がある日突然帰ってきた。7年ぶりに会った弟は、子どものいない親戚の家で甘やかされて育ってきたらしい。うろちょろくっついてきたり、自転車を勝手にもちだしたり。困ったものだ。
学校ではハードルの選手に選ばれてしまうし、友達はいらない、やる気もださない、なんてかっこつけていたのに、めんどくさいことばかり起こる。
弟や同級生の原田、一緒にハードルの選手になった「でくちゃん」を通して変わる僕の心。

この物語の重要なアイテムに弟がつけていた変な形のゴーグルというものがでてきます。お菓子についていたシールを集めて当たったもの。そのゴーグルをつければ自分が行きたいところへどこへでも飛んでいける。火星にだっていけるんだ。

弟のそんな説明を最初は否定し続けていた拓馬。しかしある日をきっかけにゴーグルをつけてみることにした。そしてそこにみえたものは。

素直になること。やってみること。失敗してみること。いろんなことを教えてくれるこの作品。笹生陽子は子ども達に伝えたいことがいっぱいあるのでしょうね。

とことんまでやってみる。失敗したっていいじゃないか。英語が話せないからって臆病になっていたら昨日の会合にでるようなこともなかったかもしれませんね。おかげで楽しい時間を逃してしまうことになっていたかもしれない。挑戦してみる心を持ち続けられる限り、ゴーグルが例え割れてしまっても無くならないのかもしれない。




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posted by kbb at 18:36 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | 小説・エッセイ サ行
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Excerpt: たいせつなのは、想像力と、集中力と、信じる力と、そしてスピード。 おれの名まえは山口拓馬。六年三組。趣味は、なんにもしないこと。特技...
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Tracked: 2010-09-30 01:53
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