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2009年03月30日

なんでも屋大蔵でございます-岡嶋二人

「なんでも屋大蔵でございます」 岡嶋二人

なんでも屋大蔵でございますこんばんは。
土曜日にお花見行ってきました。総勢16人ぐらい集まって大成功でした。
朝早くから起きてお弁当をつくり、開始時間の二時間前から場所取りを行い、ブルーシートの下には防寒対策で段ボールを敷き詰め、僕のために薄着をしてくる女の子のために毛布を四枚も用意して準備万端です。まぁ誰も薄着をしてこなかったけれど、ダウンの上から毛布にくるまる子もいて毛布を持っていってよかったと内心うれしかったんですけどね。
みんな僕が無職になったことを知っていて、ここまで完璧に花見の準備ができるのだから、これを商売にすればいいんじゃない?なんてことで盛り上がっていました。でも東京じゃ二週間ぐらいしか商売にならないので、桜前線とともに北上しないといけないんですけどね。年に二ヶ月ぐらいしか商売にならない仕事ってどうなのでしょうかね。まぁ梅の季節も桜の季節もありますし、そのほかにも場所取りの必要なところはあるのかもしれないですけど、そんな名人は便利屋さんに何人もいることだろうし、今更新規参入なんてできないでしょうね。

そんな便利屋さん、もとい、何でも屋さんが主人公の「なんでも屋大蔵でございます」岡嶋二人です。安心して読める岡嶋二人ということでいつでも手にとれるのがうれしいですよね。でも今回のは珍しく短編集。しかも今までの作風となんだか違う気がして、もしかしたらこの作品に限って二人の役割が変わっていたのかしら、なんて思いながら読んでいました。

どぶ掃除から映画の席取りまでなんでも請け負う大蔵のところに舞い込む奇妙な依頼の数々。それを口上よろしく読者に伝えてくれるのが今作です。
浮気調査書が盗まれた。しかもそれを盗んだのがその調査書を作成した探偵自身、なんてのがあったり、記憶喪失の男から、自分がいったい誰なのか?と問われたり。

世の中にはこういう不思議なことを一身に集めてしまう人がいますけど、大蔵はまさにそんな感じの人ですね。彼の人柄の良さやまじめな性格が人を集めるのかもしれないですね。

人柄も悪く、不真面目な僕にはきっと便利屋さんなんてつとまらないのかもしれないですね。しかもまたもや花見の途中から記憶の無くなってしまった僕はまたなんかやらかしてしまったんじゃないかしらと戦々恐々としています。場所取りまでして酔えなかったら悲しい!とばかりにお客さんと一緒に飲み始めて請求書を渡し忘れる。そんなことになりそうなので、この商売はやめときましょうかしらね。




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posted by kbb at 20:25 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 岡嶋二人
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