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2006年06月05日

あめ・もれ 動詞事典-青木雨彦 フランソワーズ・モレシャン

「あめ・もれ 動詞事典」 青木雨彦 フランソワーズ・モレシャン

画像はないけどアマゾンに飛ぶよどうも。ご無沙汰です。最近は週に一回の更新になってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。最近のkbbさんは風邪をひいたり、毎晩毎晩誰かの噂のおかげでくしゃみがとまらなかったりと辛いこともあるけれど、休みの日にはちゃんと発展性のないデートをしてくれる相手もいるので、楽しいこともあったりとそんな風に過ごしています。休みの日の方が睡眠時間が短かったりするんですけどね(笑)

さんざん暇だったときは誰もさそってくれなかったり、誘っても忙しいと断られたりしていましたが、どうして忙しくしているとその合間を縫ってみんなで誘ってくれるのでしょうかね。スケジュール帳が表紙だけでなく真っ黒なことは果たしていいことなのかどうかわからなくなっちゃいますね。昔働いていたところの社長が言っていました。

若いのだから休みの日は休むのではなくて遊びに行きなさい。そうしないと仕事ができなくなるぞ。


と。他の社員が休み無しで働いているところで、僕だけに週に一回のお休みをちゃんとくれていたのはきっと彼のそういう考えからなんでしょうね。そのせいもあって、休みになるとどっか遊び回っちゃう癖がつきましたけどね。

まぁ、忙しくても忙しくなくても、本を読むのには変わりないんですけどね。

最近本を読む理由をいろいろ考える機会があって、なんだか考え込んじゃった時がありました。結論はまだ出ていないのですけど、きっといろんな状況、感情、感覚を表す言葉を知る行為なんじゃないかしらと思っています。様々な状況や感覚、感情が存在するけど、それらすべてに名前が付いているような気がするんです。例えば、うれしいような泣きたいようなそんな感情なんて名前を知らないですものね。名前のないものでも、形容表現をつけて表せばそれを示すことがきっとできる。そういった言葉を読書を通して知ることができるのではないか。そういう今まで名前をしらなかった「何か」にうまい言葉をつけられる、それがうまい作家なのではないかしら、なんて思っています。川上弘美にしろ、村上春樹にしろそういった表現がうまいですものねぇ。

そんなことを考えているときに見つけたのが今日のの作品、「あめ・もれ 動詞事典」です。事典なんて書いてあると分厚いのを思い浮かべちゃいますけど、これは日本語の動詞について日本人の青木雨彦とフランス人のフランソワーズ・モレシャンがエッセイを書いている形式のものです。ちょっと古い本なんですけど、古本屋でみつけて買っちゃいました。

事典と銘打ってるだけあって、五十音順に並んでいるのですけど最初が「愛する」なんです。最後はなんだろうと予想しながら読んでいたのですけど、「わ」だから「別れる」かしら。なんだか日本語ってうまくできているなぁなんて思いながら読み進めていきました。「愛する」結果はいつも「別れる」なんて、どうしてこううまいことできているのかしら、なんて思いながらね。

ところがどっこいもう一つあったんですよ。項目が。それを見つけたときは本当にはっとしちゃって、思わず笑いがこみあげてきました。そう「笑う」ってのは最後なんですね。これもなんだかうまいですねぇ。「愛する」二人はいつも「笑って」いる。そういう関係を築ける人と早く出会いたいですね。
posted by kbb at 17:15 | 東京 ☁ | Comment(4) | TrackBack(0) | 小説・エッセイ ア行
この記事へのコメント
すごくおもしろそうな本ですね。最後が「笑う」っていうのがなんだか救われる気分になります。読んでみたいけど、見つかるかな。
本を読む理由…私の場合は知らない世界を見せてくれるからですね。活字からいろんな人生や世界を想像できます。改めて考えてみるとおもしろいですね。

PS.画像のアヒルちゃんがかわいい!
Posted by chi at 2006年06月06日 09:45
chiさん。
こんにちは。

古い本なので、古本屋か、アマゾンのマーケットプレイスで探すしかないみたいですねぇ。是非是非読んでみてください。結構薄い本ですけど、楽しめましたよ。

なんにでも、理由を考えちゃうのはきっといけない癖なんでしょうね。まぁ一つの理由だけにはくくれないですけど、楽しめればそれでいいかな、なんても思います(笑)

アヒルのガーコが「ありがとう、うれしいわ」と言っていたのでお伝えしておきますね〜。
Posted by kbb at 2006年06月07日 13:47
すごい!
上手すぎる。
いい話、聞けました。ありがとう☆
Posted by MI at 2006年06月17日 14:26
やぁ。こんにちは。

これはうまいよねぇ。編集者もきっと狙ってやったんだと思うけどね(笑)。

本を読んでいるとこういう感動も味わえるからいいんだよねぇ。
Posted by kbb at 2006年06月18日 14:50
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