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2008年02月26日

裁判官の爆笑お言葉集-長嶺超輝

「裁判官の爆笑お言葉集」 長嶺超輝

裁判官の爆笑お言葉集先日、「ざらざら」の記事で書いたように、富山の銘菓 月世界を富山出身の心優しき友人にねだっていたところ、昨日頂いちゃいました。ありがとー!





月世界 おいしくいただきました


さっそくあけていただいてみました。ざらざらとしていて、川上弘美はこれでタイトルを決めたのかしらなんて思ったけど、他の短篇のタイトルなんですよねぇ。しかし、このお菓子はお酒とは合わないことが判明しました。一口食べて、これは紅茶かなぁって思っちゃいました。コーヒーともお茶ともなんだか合わない気がする。でも富山に紅茶にあうような上品なお菓子があることが信じられませんね。

なんてことをいうと、もう富山みやげをもらえなくなりそうですね。こうやって余計なことを言っちゃうから、お酒を飲んだ翌日は自己嫌悪になっちゃうんですよねぇ。そんなお酒を飲んで自己嫌悪になんてならなさそうな裁判官の裁判所でぽろっともらしたお言葉を集めた本が今日の「裁判官の爆笑お言葉集」です。

タイトルに爆笑なんて入っていますけど、笑えるっていうよりは、もっと切実な裁判官の言葉が並んでいます。自分の子どもを虐待した親に対して、老老介護になってしまい生活費もなくなり心中を図るが生き残ってしまったおじいちゃんに対して、暴走族同士の抗争で相手を集団で暴行したあげく死なせてしまった少年に対して、刑務所に戻りたいと国宝に火を付けた男に対して、彼らは自分の心情を吐露するように、六法全書に書いてある法律用語ではなく、彼ら自信の言葉で語りかけます。

その言葉が彼ら犯罪者の心に響いてくれればいいな、と思いました。

「お母さんの顔を忘れないように」

なんて、その母を殺してしまった少年はどのように受け止めたんでしょうね。裁判官は毎年300件以上の裁判を受け持つらしいですが、こんな事件が多いとやりきれないでしょうね。刑務所は矯正するためにあるはずなのに、全然犯罪がなくならない、ましてや再犯で裁判を受ける人も少なくない。裁判官になった当時は燃えていた気持ちもきっとくたびれ切っちゃうこともあるでしょうね。

そんな、裁判官の仕事を増やさないように、まずは電車の中で痴漢に間違われないようにしますね。それと減らず口を少し慎んで、争いごとも減らすようにします。


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posted by kbb at 21:03 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 小説・エッセイ ナ行
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