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2008年03月02日

ダーリンは外国人2-小栗左多里

「ダーリンは外国人2」 小栗左多里

ダーリンは外国人2こんばんは。最近よく思い出す子がいます。大学の同級生だった子なんですけど、ちっちゃくてかわいらしい女の子で、大学入学と同時に「初めてのメーク」のような本を買っちゃう、そんな女の子でした。彼女の家にみんなで遊びに行ったときに彼女の本棚でその本を見つけたときの彼女の恥ずかしそうに赤くなった頬がいつまでも忘れられません。

そんな彼女は今ではデンマークでイタリア人の彼をみつけ、ロンドンに住んでいます。ずいぶん遠くまでいっちゃったなぁなんて感慨深いです。そういえば、今はオランダにいるって連絡があったような気がします。EU内はずいぶんと移動が自由なんだなぁって思った記憶がありますもの。

その彼女がロンドンに留学するときにくれた本が同じ小栗左多里の「ダーリンの頭ン中」。そのときにはイタリア人の彼がいたので、興味があったんでしょうかね。まぁことばに興味があったからっていいわけをしていましたけどね。

その小栗左多里の「ダーリンは外国人」の第二弾が今作「ダーリンは外国人2」です。外国人の彼と結婚したらどうなるの?るぽ、という副題がついているぐらいなので、彼、トニーとの生活が大きなテーマとなっています。というよりも語学オタクでチョコレート好きのトニーの観察記という感じです。

育ってきた国も文化も環境も違うのだから外国人と暮らすのは大変なことなんでしょうね、きっと。トニーは日本語は、というか11カ国語を扱えるようで、言葉の上であまりコミュニケーションの障害はないようですけど、やはり、ほんの小さなニュアンスが理解できないところもあるみたいですね。

フツウに日本で育った男と女だって理解できないのだから、外国人とつきあうなんてなにをいわんや、って感じですね。

彼女が彼の母親にアメリカまで会いに行くくだりがあるのですけど、帰りに漫画家である彼女がお礼にと絵を描いて置いてくるところがあるんですけど、それを母親は額にいれて飾ってあるそうです。絵を描いたり歌を作ったりなんていう才能のあるひとはこういう時便利ですよね。ちゃんと残るものを自分の手でつくれるのがうらやましいなぁなんて思いました。

全編を通してそうなんですけど、トニーと左多里はよく会話をしています。まったく違う二人がいつまでも仲良くいられる秘訣は案外こんな簡単なことなのかもしれないですね。



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posted by kbb at 23:32 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 小説・エッセイ ア行
この記事へのコメント
こんばんは、kbbさん。
左多里さんとトニーさんはほんとに会話してますよね。
なんだかんだとありつつも、
お互いを尊重してる雰囲気が窺えて好きでした。
また続編がでてくれれば嬉しいんですけどもーっ。
Posted by MOW at 2008年03月05日 20:52
MOWさん。こんばんは。

会話って大切なんですねぇ。
でも最近思ったんですけど、何を話すかじゃなくて、誰と話すかなんじゃないかってね。

こんなにいっぱい本を読んでいるはずなのに、あんまり人と話せないからこういうことおもっちゃうんでしょうね。

この本に左多里さんの写真がでていたんですけど、これがすっごい美人さんなんですよ。それが理由だったら悲しいですよね。

続編がでなくなったら彼らが一緒にいなくなって思わされるから悲しいですよねぇ。
Posted by kbb at 2008年03月06日 21:59
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