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2008年03月18日

西の魔女が死んだ-梨木香歩

「西の魔女が死んだ」 梨木香歩

西の魔女が死んだおはようございます。日に日に女の子のスカートが短くなり、日に日にスカートの生地がうすくなる今日この頃ですがみなさんいかがお過ごしでしょうか。

kbbさんは、インフルエンザとぎっくり腰と花粉症のトリプルパンチに悩まされています。なんだか最近不健康の話題が多いのは30が近づいてきたからなんでしょうかね。病は気からといいますが、身体の調子が悪いので気分がぜんぜんよくなりません。病は身体から、ともいえるのではないでしょうかね。

さて、今日はそんなおじさんのことは放っておいて、小さな女の子の成長の物語です。

以前読んだ「ウエハースの椅子」の解説で大学の教授でもある解説者の金原瑞人が学生に「出れば必ず買う作家って、いますか」の質問に「江國香織、川上弘美、佐藤多佳子、梨木香歩、三浦しをん」と答えたという文章があり、川上弘美好きな人がいうのなら、未読の梨木香歩も三浦しをんもおもしろそうだから読んでみようと思い立ち、先日ブックオフでみつけたこの作品を買ってみました。文章の雰囲気が川上弘美と似ているのかなぁと思って読み始めたわけですが、結論からいうと、雰囲気や作風はあまり似ていなかったですね。といって共通点がなかったわけではなく、日常の細かい描写や、視点の持っていきかたなどは似ていて、いい文章を書く人だなぁって思わせてくれました。

物語は一人の女の子が学校に行きたくなくなり、西の英国出身の祖母の家にしばらく居候するというお話です。そこの生活で自然とのつきあい方をしり、少しずつ、ほんの少しずつですが成長していきます。そこで、おばあちゃんに魔女になる方法を教わり、魔女修行の生活をはじめます。といっても、魔法をびゃーってだしたり、ほうきにのって夜空をだーっとかけめぐるなんてことはしないわけですが、その修行は人間にとっても、非常に重要なことでした。自分で決めたことは最後までやり通す。周りの刺激にむやみやたらと反応しないなど、これができたら誰にも文句は言わせないのになぁ、なんて僕は思ってしまいました。

江國香織もそうですが、この梨木香歩も児童文学作家出身のようです。最近児童文学出身の作家さん多いですよね。「カラフル」、「ショート・トリップ」の森絵都さんもそうでしたよね。もともと子供向けだから文章も小難しいことがかいていなくて、ひねりが少ないから読みやすいし、子ども目線で世界を見るからなのか、日常の細かいことが書いてあっていいですね。好きになりそうです。次の作品でこの人の好き嫌いが決まりそうで、少し慎重に選ばないといけませんね。こういう出会いがあるから本はやめられないんですよね。




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posted by kbb at 07:57 | 東京 ☀ | Comment(8) | TrackBack(2) | 小説・エッセイ ナ行
この記事へのコメント
韓国からお帰りなさい。楽しそうな旅でした。誕生日も楽しそうです。
ずいぶん昔の記事ですが、TBさせていただきました。
梨木香歩の次の作品は未着手ですか?私は数冊よんで、まだこの作品がTOPです。
江國香織、川上弘美、佐藤多佳子、梨木香歩、三浦しをん。たしかに何か共通してるかもしれません。川上弘美は「センセイの鞄」でハマりました。後輩に貸したら返って来なくてもう1冊買ってしまおうかと思ってます。
Posted by homamiya at 2008年12月02日 00:46
homamiyaさん。
こんばんは。

無事に帰ってきましたよー。
この作品を読んでからまだ梨木作品は手に取ってないんですよー。有言実行できない男に成り下がってしまっています(涙)。

「センセイの鞄」は僕も貸したら帰ってこないことが多いんですよねぇ。それで新しく買ってしまうとそのあとに帰ってくることもあって、うちにはそうやって集まった「センセイの鞄」が三冊ほどあります(笑)

古い記事でもなんでもTB、コメント大歓迎ですので、ご遠慮なさらないでくださいね。
Posted by kbb at 2008年12月03日 21:13
お誕生日おめでとうございました。三十路へようこそ。
そういう実例を聞くと私も二冊に増えてしまう気がしますね・・・もう少し待ってみようかな。
梨木作品、次の読んだら、感想アップしてくださいね、気長にお待ちしてます。
Posted by homamiya at 2008年12月06日 23:51
homamiyaさん。
こんばんは。

とうとう3ちゃいですよ。ってhomamiyaさんはもっと若い方って思っていたのでちょっとびっくりしちゃいました!って年上の人の歳を下だというのは失礼かもしれませんね。ごめんなさい。

好きな本は手元に置いておきたい物ですよね。貸した本の方はあげたと思って、いい本を広めたと思っておけばよいのじゃないかしら?もし戻ってきたら今度は気兼ねなく別の人に川上弘美を薦めてあげられるという特典つきですよ!
ここはもう一冊買っちゃいましょう(笑)
Posted by kbb at 2008年12月07日 03:14
私は今週末に、30代ゾロ目になります。
30歳になったとき、職場の60過ぎのおじいちゃんに「homamiyaさんもこれでもうすぐ40ですね」と言われ、「ちがう!」と全否定したけれど、おじいちゃんに言わせると30の次はあっという間に40なのだそうです。ひぃー。1日1日を大切に生きないと・・といいつつ、日々大したことしてないですが。

そうか、そういう考え方アリですね。センセイの鞄、再読したい気分なので多分買っちゃう気がします。買っちゃいましょう。
Posted by homamiya at 2008年12月08日 13:24
homamiyaさん。
おはようございます。

誕生日めでたいですね〜。近いので驚きです。
もうすぐ女の一番いい時期の28〜32歳が終わってしまうんですね〜(涙)。いかがでしたか?いい時期でした?人の受け売りでいつもこんなこと言ってますが、まわりにあまりいい実例がないんですよねー。
って、またまたひどいことを言ってる気がします。ごめんなさい。

30をすぎたらあとはあっという間ってなんだかこわいですねー。でも多くの人がそういってるならほんとかもしれませんね。
でもそんなふうにあっというまに年が経つなら毎年の誕生会がはやくきてくれて、それはそれでうれしいかもですね。っていくつになってもお酒はやめられないものだなぁ。
Posted by kbb at 2008年12月10日 08:51
女の一番いい時期は28〜32歳なのですか!もう終わり!?(涙)・・・女友達と「大人の女」にはいつなるのか?という話題になることがある。私たちは「子供」から「大人の女」を経ずに「おばさん」になりつつある気がしてならない・・・。
ところでkbbさんの女友達の方がこのコメント見たら怒りますよ・・・。

私の誕生日は1人で過ごす寂しい夜に。せめてかっこよくバーとかで酒飲んでやる!と思ったら財布の中に1000円しかなくそれもあきらめる。自宅で餃子焼いて焼酎飲んだくれました。ステキな1年になりそうな予感。
Posted by homamiya at 2008年12月15日 12:54
homamiyaさん。
こんばんは。

そんな寂しい誕生日はだめです!
呼んでくださればいつでもどこでも(都内であれば)飛んでいったのに。。。

今度そういう機会があるときはいつでも呼んでくださいね。焼酎にあうつまみを出す店ならいくらでも連れて行きますから!

友人にも普段からこういうこと言っているのでもうまわりに驚く人はいないのですよ。ある意味寂しいですけどね。

大人の女。の意見わかる気がします。僕もいつになったら大人の男になれるのか不思議でなりません。子供でもできなければなれないのでしょうかね。

homamiyaさんのさんじゅううん歳もどうかよろしくおねがいします。素敵な一年になることを心から願っていますよー。
Posted by kbb at 2008年12月16日 02:09
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