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2008年04月09日

オロロ畑でつかまえて-荻原浩

「オロロ畑でつかまえて」 荻原浩

オロロ畑でつかまえてこんばんは。先日、あるテレビでスイスのある地方の法律に生後八週間以下のうさぎは一羽だけで飼ってはいけない、というものがあるということを紹介していました。その理由は、うさぎはさみしがり屋さんだからだそうです。

午後のワイドショーなんかを見ていると今の世の中、どんなものでも、寂しがりやである、と決めつけているのか何にでも陽をあててやれと思う人たちがいるように思います。暗くて狭い中でじっとしていたい人もいると思うんですけどね。

とまぁ、そんな今まで一度も世間的な陽が当たったことのない超過疎の村、牛穴村を舞台に町興しをしたい村人と、町興しを請け負った広告社、ユニバーサル広告社の必死の大作戦の物語です。

荻原浩のデビュー作ということでわくわくしながら読み始めましたが、期待を裏切られることもなく、楽しませてもらいました。「神様からひとこと」の主人公、佐倉が再就職先に選んだ二つのうちの一つ、結局入社をとりやめたユニバーサル広告社ですが、入らなくてよかったね、とこの作品を読むと深いため息とともに断言できます。

デビュー作からなのか、紙数の要求からなのか、最後のところで、もう少しこの出会いを深く描いて欲しいと思いつつも、まぁそういうのもありかなぁなんて思って読んでいました。でもそれまでの設定が深くて、どこまでも想像力を働かせていただけます。ってか、こういう村ありそうだもんなぁ。こんな友達もいっぱいいるし(笑)。ってか、読んでない人にはさっぱりわからない文章になっていますね(笑)

ぜひぜひ一度読んでみてくださいな。損はさせませんよ。二冊で1000円でどうだ!?ってたたき売りしてみましたけど、定価より高くなってしまうので、どうぞ本屋さんで買ってくださいな。

まぁ寂しがり屋のkbbさんということで、生後30年近く経っていますが一人で飼うのは禁止って法律を誰かつくってくれませんかねぇ。もしくは陽が当たるように、ユニバーサル広告社で人形でも作ってもらいましょうか(笑)






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posted by kbb at 21:36 | 東京 ☁ | Comment(2) | TrackBack(1) | 荻原浩
この記事へのコメント
読んでいたので丸分かりだったMOWです。こんばんは。

ある日ある時耳にした(ような気がする)のは、
「さみしがり屋だと思われているウサギちゃんたちだけど、実はそうでもないんですよ。」
という言葉でした。真偽は不明ですけども。

この本のことを思い出していたら
佐倉さんの物語も読みたくなってきちゃいました。
Posted by MOW at 2008年04月09日 22:27
MOWさん。おはようございます。

めんどくさいのに古い記事にわざわざ書き足してもらっていつもありがとうございます。

うさぎさんが実は寂しがりやではないという話は僕も聞いたことがあります。真偽は不明ですけど。

佐倉さんのお話にはユニバーサル広告社は名前しかでてこないんですけど、あちらも楽しめる作品ですので、読んでみてくださいな。最初の数文が一番おもしろいですよー。
Posted by kbb at 2008年04月10日 07:21
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『オロロ畑でつかまえて』荻原浩
Excerpt: ♪♪♪ いやぁー、ビックリしました。 なにがビックリしたかってゆーと、 おもしろかったことにです! どれくらいの衝撃だったかってゆーと、 買い物に付き合って訪れた乳幼児むけの店の おんぶ用品コーナー..
Weblog: M's BOOKcaSe
Tracked: 2008-04-09 22:06
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