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2008年04月10日

ジャンプ-佐藤正午

「ジャンプ」 佐藤正午

ジャンプこんばんは。いつもお昼を食べに行く喫茶店にメガネをかけた胸の大きい素敵なOLさんがいます。今日の帰り、駅まで歩いていると、どこかでみたような人が携帯電話で話しているのを見て、思わず顔に見いちゃったのですけど、それが毎日喫茶店で見かけるその女性でした。メガネもかけていなく、かわいらしい私服を着ていたので最初わからなかったんですけど、じっと見ていて思い出しました。向こうもこちらの顔をじっとみて、あっ、って顔をしたので、わかったのでしょうね。軽く会釈しようとも思ったのですけど、そんなことするのもおかしいかなぁと思ったらそれすらできずに、ただ通り過ぎてしまいました。あそこで声でもかけていたら素敵な出会いになっていたんでしょうかね。それとも隣の交番に駆け込まれていたのでしょうか。人との出会いは難しいものですね。
まぁ向こうも冷たい目でこちらを見ていたので、声をかけないで正解だったのでしょうね。

そんな風に冷たくされたら次からはどう接すればいいのかわからない、kbbです。といってもその女性とは話しすらしたことなく、会釈もしたことないんですけどね。たまに相席のテーブルで一緒になるぐらいなんですけどね。妄想しすぎですか、そうですか・・・。

そんな冷たい仕打ちを見知らぬ女性ではなく、半年つきあった彼女にされた男が主人公の物語「ジャンプ」です。初佐藤正午作品ですが、どこかで村上春樹に雰囲気が似ていると聞いて、わざわざ探して買ってみました。

読後感はといえば、不器用で理屈っぽくて優柔不断な男が妻に出て行かれて、井戸に潜ったりするお話が村上春樹にあったと思いますが、それに対するアンチテーゼなのかしらって思いました。もちろん、井戸に潜ったり図書館の地下で羊男を助けたりはしませんけどね。

りんごを買って五分ぐらいで戻ると言った彼女がそのまま失踪した。最初はみんなで探したが、一月も経たぬ内に誰からも連絡がこなくなる。一月の内に僕以外のみんなには連絡がきて、彼女が事件や事故に巻き込まれていたわけじゃないことがわかる。しかし、どうして自分にだけ、連絡がないのだろうか。

そんな風にして、自問自答をしながら男はその後の人生を生きていくことになるってお話です。

読みが浅いせいか、タイトルの「ジャンプ」の意味がわかりません。彼女がジャンプしたのか、彼がジャンプしたのか、それとも二人の関係が五年後にジャンプしていくのか。

文章はなかなかよかったのですけど、村上春樹のお話が頭から離れなかったのが、読めなかった原因ですかね。この作品だけじゃあなんとも言えないので、もう一冊読んでみようと思います。




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posted by kbb at 21:38 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 小説・エッセイ サ行
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