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2008年04月19日

月曜日の水玉模様-加納朋子

「月曜日の水玉模様」 加納朋子

月曜日の水玉模様おはようございます。今日はやっと晴れましたが、雨が続いていましたね。月曜日は四週連続で雨だったみたいですよ。カーペンターズの歌じゃないですけど、なんだか憂鬱になりますね。誰か雨の日は祝日にするって法律を作ってくれる政治家がいれば支持するんですけどね。って、晴れている日に働かないといけなくなりますね。花見に行けなくなっちゃうからそれはそれで困りものですね。

というわけで、雨の物語だと思って「月曜日の水玉模様」を読んでみました。ところがタイトルから雨のお話かと思っていたら、ネクタイの柄の話でした。ちょっと残念に思いながら初加納朋子でしたが、文章が読みやすくてすんなりと入っていけましたよ。作家自身はそんな風に比べられたくないだろうけど、なんだか荻原浩の文章に近い気がしました。

連作短編のこのお話ですが、OLの陶子と電車の中で知り合った荻が難(?)事件を解決していくという物語です。そしてだんだんと距離の縮まっていく二人の物語の方もなかなか楽しかったです。和光の時計の下で待ち合わせしている二人の物語を読みながら、うらやましいと思わずよだれがでてきちゃうほどでした。

加納朋子は鮎川哲也賞を受賞しているらしく、ミステリ作家らしいのですけど、読む前は作者名とタイトルからの思いこみで、絲山秋子っぽい作品なのかしらと思って読みはじめたんですけどね。結構思いこみ強い方だからこういうことになるんでしょうね。まぁそのギャップにもまけず、どんどん読み進められたのがよかった。素敵な出会いでした。

今回のは短編ということもあって、次回はもう少し長いのが読んでみたくなりました。また一人お気に入りの作家さんができてよかったよかった。こんな出会いをもたらしてくれるなんて雨も捨てたもんじゃないですね。




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posted by kbb at 10:26 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 小説・エッセイ カ行
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