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2008年04月20日

もう切るわ-井上荒野

「もう切るわ」 井上荒野

もう切るわおはようございます。最近、肝臓が悪くなっているのか、普段はビールからはじめて、焼酎か日本酒へと晩酌は続くのですが、ビール一本でもういいや、ってなってしまうときがあります。人からはフォアグラみたいな脂肪肝って言われるんですけど、肝臓に負担をかけすぎです。休肝日をつくってあげないと超過勤務手当を請求されちゃいますね。フォアグラには利用価値はありますけど、脂肪肝じゃ移植もできないですものね。

そんなわけで、「もう切るわ」です。先日本が好き!経由でいただいた、雑誌「ウフ」で井上荒野を初めて読んで、他のも読んでみたいと思い読みました。

登場人物は男と女二人。旦那とその妻と旦那の不倫相手。一人よけいなキーパーソンもいますが、この三人で物語がすすんでいきます。そして妻にも不倫相手にも恋人らしき人はいます。そして旦那が余命数ヶ月の病気になり、妻と不倫相手と旦那、それぞれの心の揺れ動きが描かれています。

妻と不倫相手の視点が交互に描かれていて、どっちがどっちだかわからなくなる瞬間もたしかにあるんですが、とっても読みやすい文章でした。最初なかなか話がすすまないところがあって、これはどうかなぁなんて思ったりもしたんですけど、途中からノンストップでした。

女心の複雑さがよくでていて、大変勉強になったんですが、おでんを旦那と不倫相手が買いに行くシーンがあって、この行動力が女性をひきつけるんだなぁ、と感心しました。屋台においてあるようなステンレスで中が仕切られたおでんの鍋を問屋街に買いにいって、くたくたに疲れた旦那は家にもどるかと思いきや、そのままおでん種が売っているお店に食材を買い込み、その日の内におでんをつくってしまう。まぁこれにはいろいろと理由があったのですけど、これぐらいの行動力がなければ女はついてこないんだろうなぁ。

タイトルにかけたダジャレのような言葉もでてくるんですが、あれはよけいだった気もしますが・・・。まぁそこはおいときましょう。つまらないダジャレを禁止されたら僕にしゃべるなっていうのと同じことですからね。井上荒野の作品はもう一つ積んであるので、これで読む気になれました。っていってもハードカバーなので、いつの週末になることやら。。。




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posted by kbb at 11:56 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 小説・エッセイ ア行
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