こんばんは。近くの公園で女の子三人が繰り返し繰り返しかけっこをしていました。20メートルぐらいだったかな。なんどもなんども同じところをいったりきたりしながら。誰が一番早いっていうこともなかったんですけど、どの子もまっすぐ前をむいてそれはもう一生懸命に走っていました。もしかしたら初恋の男の子を誰のものにするかって争っていたのかもしれないですね。この競争で勝った人があの男の子を奪って、他の二人はだまってそれを祝福する。そんな約束事があったのかもしれませんね。そんな風にどんぐりの背くらべのような「競作 五十円玉の二十枚の謎」です。ドングリの背比べっていったらプロの作家さんに失礼でしたね。訂正してお詫び申し上げます。
出題者が若竹七海。それに回答するのがプロの作家7人。雑誌で募集して応募してきた素人6人です。プロの作家さん、もっとがんばれー。素人の方がよっぽどおもしろかったぞー。
問題はこうです。若竹七海は学生時代に本屋さんでアルバイトをしていました。そこにある日、どこにでもいるようなうだつのあがらない中年のおじさんが五十円玉二十枚を持ってやってきます。レジにいる若竹七海に千円札に両替をするようにお願いをします。そんな注文なかなかない若竹七海はとまどいながらも千円札を渡します。中年の男はそれをひったくるように急いでお店をでていきます。それから毎週のようにその男はやってきて両替を頼みます。毎回五十円玉二十枚をもって。
1. この男はなんのために毎週五十円玉二十枚を両替するのか。
2. そもそも、この男は買い物をしてお釣りでもらったとしても毎回1枚しかもらえない五十円玉を毎週二十枚もどうして集めることができたのか。
この問題に作家さんが答えるわけですが、似たり寄ったりの答えが多かったりしていますね。男は大道芸人で集まった五十円玉を両替するのだとか、昭和何年製の五十円玉が欲しいから集めては両替を繰り返しているんだとか、五十円玉を使って模型をつくっていたのだけれどよんどころない事情でその五十円玉を使いやすいように千円札に換えているんだとかね。
そのなかでもなかなかおもしろかったのは笠原卓と阿部陽一の作品でした。笠原さんのは上にあげた一つを回答として使っているんですけど、それでもほろりとくるラストでした。阿部さんのはそれすらも全然つかっていない、ミステリ風にまとまっていてそうだったのかぁって思わせてくれました。まぁなんにしろそこら辺の人をみて、なんでそんなことをしているのか理由を考えろってのも難しい話ですよね。
冒頭のかけっこをしていた三人組だって初恋の人を争っていたわけではなくて、50往復ぐらいすると黒魔術の魔法が発動するそんな理由だったかもしれないですしね。もしくは地中のもぐらと競争していたとか。これのほうが女の子としてはほのぼのとしていていいかもしれないですね。



昨日は、コメント、ご訪問ありがとうございました。
最近、忙しくあまり本が読めないのが悩みです・・・
競作 五十円玉の二十枚の謎、面白そうですね。
この男性の人生は、実に平凡で面白みのない人生を送っていたのだと勝手に人物像ををつくり、そこからいろいろと想像を逞しくしてしまいました(笑)
また、遊びに来ますね♪
こんにちは。
サユサユさんのブログは花が咲き乱れていてきれいですね。大振りのツツジに思わずコメントしちゃいました(笑)
勝手な人物像から想像力は逞しくなっちゃいますよね。街を歩いていてもいつも妄想してしまいます。
この作品、興味深いとは思うので、機会が有れば手にとってみてください。
かけっこ3人組は「地中のもぐらと競争」に一票です。
これが地底人と競争で負けたら地上は征服されてしまうとかだと
シャレにならないので、もぐらでお願いします。かわいいし。(笑)
50円玉のおじさんは両替しようと思ったときに
どうして本屋さんを目指したんでしょうね。
そこがミステリだなー。
若竹さんのいる本屋じゃなきゃダメだったのか?と思うと、
妄想が…妄想がぁー!!
こんばんは。
久しぶりに飲み過ぎて気持ち悪いkbbです(笑)
地中のもぐらと勝負ならほのぼのとしてていいですよねぇ。地底人との勝負でもし負けたらkbbさんに殺し屋をしむけるとかだったらどうしよう・・・・。
ミステリ好きの人は一生懸命この問題に頭を使うみたいですね。僕ははなから放棄しましたけど(笑)
妄想がとまらないのMOWさんのいつものことだから僕やこの本のせいにしないでくださいねー(笑)