本のタイトルは過去記事またはアマゾンへ飛びます。出版社等の確認にどうぞ。

2008年05月06日

椿山課長の七日間-浅田次郎

「椿山課長の七日間」 浅田次郎

椿山課長の七日間飲み過ぎて死んでしまったほうがよっぽど楽になれるんじゃないかと思うkbbです。こんばんは。短かったゴールデンウィークも、もう終わりですね。寂しくもあるけど、この更新頻度を見ればヒマだったんだろうなってのもばればれですね(笑)。

さて、人は死んだらどこへいくのか。そもそもお葬式は誰のためにあげるのか。なかなかむずかしい問題ですよねぇ。

そんな問題に答えを与えてくれる作品「椿山課長の七日間」です。曰く、天国と地獄へ行く前に役所があってそこで審査をし地獄へ行くか、天国に行くか決められる。悪いことをしたとしてもそこで講習を受けスライドを見ながら反省をして最後に赤い反省ボタンを押せば天国にいける。その役所もお役所主義そのまんまの、現世で言うなら免許試験場のようなところで、入り口で申請書をかいて矢印通りすすむと写真撮影があって、その先でそれぞれの講習室にわかれてそこで反省する。審査に文句のある人は古びた建物の別館に行って審査をやりなおしてもらう。そこで現世に七日間だけ復帰するよう要求することもできる。そして美女の体を借りて現世に戻ってきた椿山課長が見たものは!

って感じのお話です。中陰があんな役所のようなところだったらいやですねぇ。試験場にはいい思い出がないですもの。あっちへやったりこっちへやったり・・・。まぁ免許試験におちたことはないんですけどね。

この作品。ずっと前に映画「椿山課長の七日間」をみているので、椿山課長は頭の中でどうしてものほほんと話す西田敏行になっちゃうし、現世の椿山課長はため息がでちゃうほど美しい伊東美咲になっちゃうし、部下の嶋田係長はどこかひょうきんで、だけどかっこいい沢村一樹になっちゃってそれはそれでなかなか楽しめましたけどね。

映画では取り上げられなかった原作の最後の部分にはうるうるさせられちゃって、電車の中であくびをするフリなんてさせられちゃいました。さすが浅田次郎ですね。笑わせたり、はらはらさせたり、うるるさせたり、こんな風に人の感情を簡単に動かせるのなら恋愛もうまいんでしょうね、きっと。目指すは背中で語れる男じゃなくて浅田次郎か!?




にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ 他の方の書評を読む。

posted by kbb at 01:38 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 小説・エッセイ ア行
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

お名前・メールアドレス・ホームページアドレスを(入力があれば)クッキーに保存しますか?



この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。