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2008年05月20日

ますの。 枡野浩一短歌集-枡野浩一

「ますの。 枡野浩一短歌集」 枡野浩一

ますの。枡野浩一短歌集
一時間 並んで食べる ラーメンを 口に入れると 広がる寂しさ

こんばんは。随分と不格好な短歌になっちゃいました。
ラーメン屋に一時間並びながら考えて、15分後にニンニク臭い息を吐きながら完成させてみました。

枡野浩一の作品を読むと、なんとか自分でも詠んでみたくなっちゃいます。そんな枡野浩一短歌集です。タイトルが「ますの。」だなんて、なんか潔いですね。むしろビックリマークをつけたくなっちゃいますね。「ますの!!!!」ってね。

開くとビックリするんですけど、フォントがとっても大きくて、文字が力強い。そんな文字で

話し手を まぬけに見せる 手法1 「ボク」や「アタシ」はカタカナで書け


なんて言われると、そうなんだよなぁ、って強く頷かされてしまいますね。

人をよく見ているなぁって思う歌がいっぱいあってそれをたった33文字の歌にするのはすごいですよね。人が一人電車の中で座っていても、たった33文字には表せそうにないですもの。きっと人を見てどこかにフォーカスしてさらにフォーカスしてやっとつくれるのが歌なんでしょうね。

最後に気に入った歌をいくつか。

悪口は裏返された愛だけど愛そのものじゃないと思った

この夢をあきらめるのに必要な「あと一年」を過ごし始める

塩酸をうすめたものが希塩酸ならば希望はうすめた望み

イヤホンは耳をふさいで考えが生まれることを防ぐ避妊具






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posted by kbb at 22:36 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 枡野浩一
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