こんばんは。僕はいつまでも逆上がりのできない小学生でした。未だにできません。逆上がりができなくたって、ちゃんと生活はできるけど、子供ができて、お父さん教えてよ、なんて言われた時のために世の中のお父さんは練習しちゃうんでしょうかね。そのためにもおなかのお肉を少し落とさないとだめですかねぇ。本が好き!経由でいただいた、コナン・ドイル作品です。小学校の時、学校の図書室で借りてきた「シャーロック・ホームズの冒険」で挫折して以来のコナン・ドイルです。逆上がりは克服できないかもしれないけど、コナン・ドイルぐらいは読んだことがあると、息子に胸を張っていいたいですものね。
といっても、ホームズもでてこないし、あまり楽しめなかったのも事実です。てっきりコナン・ドイルは探偵小説ばっかり書いているものと思い読み始めたのも失敗でした。読み始めて、謎はなんだろう、とどきどきしながら読み始めて、謎がでてこないまんま、短編の一作目が終わって、初めてこれはミステリじゃないって気付いたわけです。
じゃあなにがテーマかというと、スポーツです。ボクシングやクリケットなど、当時のイギリスで盛んだったスポーツがテーマに取り上げられています。かといって、クリケットのルールもあまりよくわかっていないので、随分ひどい想像をしながら読んでいったんですけどね。
他にも海賊の船長の話なんかがあって、これが一番動きがあって楽しめたかもしれませんね。
というわけで、小学校の時以来の挑戦で克服してみたわけですけど、あまり実になっていないですね。これじゃあ、ドイルってどんなお話なの?って聞かれてもうまく答えられないですものね。そんな時は川上弘美や絲山秋子を紹介してお茶を濁しておこうかしら。でも、それを読んで、ひどい男でも生きていけるんだって思われても困っちゃいますかね。

陸の海賊
- コナン・ドイル著、北原 尚彦編、西崎 憲編
- 東京創元社
- 924円
書評/歴史・時代(F)



