こんばんは。給料日で金曜日の今日、男女問わずいろんな人に連絡をとって予定を埋めようとしたのに、誰も一緒に飲みにいってくれなかった。今日は誰かと飲みたい気分だったのになぁ。会社からまっすぐ帰ってスーパーの半額になったお弁当を一人寂しく食べるよりも、誰も捕まえられなくて家に帰ってくる方がずいぶん寂しいものですね。学生の時は誰かしら捕まえられたものだけれど、きっともっと楽しい世界を見つけたんでしょうね。みんな成長しているんですね。同じ場所に立ち止まっているのは僕だけかもしれません。ってみんなただ仕事が忙しいだけかもしれないですけどね。なんだか湿っぽくなってしまいましたね。すみません。
女の子はいくつになっても、どういう状況でも成長する、ということが川上弘美らしい文章で描かれている、川上弘美の最新刊「風花」です。最初タイトルを「ふうか」って読んでいて、どういう意味だろうと辞書で調べたのですけど、載っていなくて、なんだろうと思ったら「かざはな」と読むんですね。
広辞苑曰く
初冬の風が立って雪または雨のちらちらと降ること。
晴天にちらつく雪。風上の降雪地から風に送られてまばらに飛来する雪。
という意味だそうです。綺麗ですねぇ。物語のテーマともなんとなく合っていますしね。
三十代の女性、のゆりは卓哉と結婚して数年経つが、ある日、卓哉が同僚と不倫していることを知ってしまう。卓哉から離れられないのゆりはいつまでも待ち続けるが卓哉は帰ってこない。それがある日、転勤とともに・・・。
っていうお話です。のゆりがどう成長していくのか、これがなかなかおもしろかった。でも、川上弘美作品にしては卓哉って男がひどい男すぎる、って思っちゃいました。とびっきりいい男だとか、どうしようもない男だけどどこか憎めない、そんな男が多かったと思っていたんだけどなぁ。まぁだからこそ、のゆりの成長がしっかりと読みとれたのかもしれないですけどね。
久しぶりの川上弘美でしたけど、久しぶりだからこそか、とってもうれしく、楽しくなっちゃいました。こんなんだから川上弘美はやめられないんだよなぁ。実はもう一冊買っちゃったのです。これも楽しみです。今日は読み終わるまで寝られませんね(笑)



たよりないのゆりの成長、ハラハラじりじりしちゃいました。
読み終えてから、自分もいろんなこと棚上げしてるって気がついて納得したり、でした。
トラックバックさせていただきました。
おはようございます。
棚上げしていることっていっぱいありますよねぇ。それを片づけていくことでも成長できるはずなんでしょうけどね。
のゆりの場合、卓哉を棚上げしていたんでしょうね。最後まで突き放せないところがまた可愛らしかったですけどね。
TB大歓迎ですので、今後ともどうぞよろしくー。