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2008年05月25日

すいかの匂い-江國香織

「すいかの匂い」 江國香織

すいかの匂いこんばんは。

昨日はフリーマーケットをやる予定だったのですけど、予報で朝は晴れていても、昼から雨ということで中止にしたのですけど、朝からいい天気で、昼ご飯のラーメン屋さんで流れていたラジオでも行楽日和なんていいやがって、まったく日本の天気予報もまだまだ当てにならない、なんておもっちゃいました。でも昼すぎにやっとポツポツと降ってきて、これでこそ中止にしたかいがあった、でもまだまだやれそうだから、もっともっと降るのだ!なんて祈っていました。雨が降れなんて祈ったのは中学の時に毎年開かれていたマラソン大会のとき以来ですね。でも、そのあと暇つぶしに行ったスポッチャでミニテニスでもやろうか、なんて言ってたら大粒の雨が降り出してきて、なんだか降って欲しいときに降らないで、降って欲しくないときに降ってきた、そんな雨が憎かった。

それでも雨の降り始めの匂いが好きだ。普段感じられない匂いを連れてくる。アスファルトの匂い。道ばたに生える雑草の匂い。八百屋の店先のレモンの匂い。隣の女の子の汗の匂い。

そんないろんなものが匂ってくるような小説「すいかの匂い」です。家出した女の子が嗅ぐすいかの匂い。やまだたろうの匂い。母親の買ってくるジャムパンの匂い。

11人の女の子が感じた日常の匂いが描かれている短編集です。

江國香織らしい女性観に思わずうんうんと頷いてしまうような文章を見つけました。

結局のところ、問題なのは美人かどうかということではなく、美人らしくふるまうかどうかなのだ


そうそう、そういうことをいいたかったんだけど、いつも伝わらなかったんだよなぁ。こういう言葉で伝えればいいのか、と自分の言葉の知らなさが悲しくなってしまいました。

何が一番驚いたって解説が川上弘美だってこと。こうやって読むのだなぁ、っていう風に思わせてくれる文章でした。言葉もまだまだ、読みもまだまだ。そんなことを教えられちゃいました。がんばらないとね。




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posted by kbb at 20:22 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 江國香織
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