こんにちは。世の中おかしなことばっかり起こるようで、禁煙を奨めるためのタバコ税の増税が、ただの税収アップが目的だったってことをこのあいだニュースで読みました。一箱千円にしてしまうと、禁煙する人が増えて税収も下がってしまうため、試算によって禁煙する人がいても税収もあがることがわかっている一箱五百円にしようということでした。へそで茶がわかせるほどおもしろい話ですけど、他人事ではないので笑ってばかりもいられませんね。いっそのこと法律でタバコなんて禁止しちゃえばいいのにね。そんなことしたら税収が下がるから無理なんでしょうけどね。
さて、今日の作品は他人事なのでおもいっきり笑える落語がテーマのものです。「ハナシがちがう!」です。田中啓文の作品は「蹴りたい田中」なんていう芥川賞作品をもじったタイトルだけど中身は全然ちがうっていう本しか読んだことなかったのですけど、ちゃんとまじめにおもしろうい作品も書けるんですね。
落語家の弟子になった金髪トサカ頭の不良少年・竜二の物語です。様々な問題が起こるんですけど、それを一つずつ解決する竜二。だけど先輩をたてなきゃいけない落語の世界というわけで、名探偵コナンのように師匠に代わりに話させます。
この作品いっぱしのミステリーのようにも読めるし、竜二がどんどん落語を覚えて成長していく物語としても楽しめます。そしてモチーフになった落語もそれぞれおもしろい、とくれば読まなきゃ損々って感じです。
連作短篇それぞれのタイトルにもなっている"たちきり線香"、"らくだ"、"時うどん"、"平林"、"住吉駕籠"、"子は鎹(かすがい)"、"千両みかん"。残念ながら時うどんに近い時そばぐらいの知識しかなかったのですけど、上方落語ってとっても魅力的なお話があるんですね。泣かせる物、笑わせてくれる物、考えさせてくれる物。
一度落語なんて聞きに行きたいって思って新宿の演芸場の入り口を覗いたりしているんですけど、あの暖簾をくぐるのに勇気がいりますよね。ってことでまだ一度もいったことがありません。異次元への入り口だってのはよくわかるんですけどね。もしかして、あの暖簾の奥ではタバコが一箱百円なんて世界だったとしたら勇気を体中から集めてでも入っていくんですけどね。ってやっぱり最後は自分のコトになっちゃいますね。今の内にタバコを買い占めておきましょう。
うーん。やっぱり落語のようにうまくオチをつけるのは難しいですね。もっと勉強しないとだめですねぇ。





















