おはようございます。貫井徳郎の本2冊目です。中編4つが収められた「光と影の誘惑」。前回読んだのが思いの外よかったので今回も期待して読みはじめました。
誘拐が題材の"長く孤独な誘拐"、密室がテーマの"二十四羽の目撃者"、銀行強盗をする表題作"光と影の誘惑"、姉の行方を追う"我が母が教えたまいし歌"の四編が収められています。
"長く孤独な誘拐"は誘拐犯が実行犯を操るために実行犯の子供を誘拐するところからはじまる。そして真に誘拐したい子供を誘拐させて身代金の受け渡しが行われる。真の誘拐犯は・・・。って筋です。なかなか目新しかったのですけど途中で犯人がわかってしまった。
"我が母の教えたまいし歌"は自分が生まれる前にいたという姉の存在をしらされその姉の行方を追っていくというあらすじなんですけど、主人公皓一の恋人留美子の存在や、父親の死なんかによって物語に深みをもたせようとしたんだろうけど、それもあまりうまくいっていなくて姉もすぐにこいつだろうなって見当がついてしまったので、最後はストーリーを追うだけになってしまったのが残念でした。
表題作の"光と影に誘惑"は最後の最後でどんでん返しが起こって、途中ちょっとおかしいなってところはあったのですけど、最後まできてまた読み直す気になれなかったので??って感じで終わってしまいました。いつか再読するときにおもしろさが増すのだろうなって思っています。
"二十四羽の目撃者"は密室がテーマのミステリーでこれが四編の中では一番おもしろかったな。密室物なんて久しく見かけなかったし、といってもミステリーをほとんど読んでいなかったから当然なんですけどね。こういうトリックなんだぁって最後は感心すらしてしまいました。
なんだかただ、筋を紹介してるだけになっちゃったなぁ。最近うまく本に入り込めてないのですよね。ごめんなさいねm(._.)m ペこっ(誰に謝っているのだろうか。それが一番不思議だな。)



