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2008年03月24日

木野塚探偵事務所だ-樋口有介

「木野塚探偵事務所だ」 樋口有介

木野塚探偵事務所だこんばんは。学校が春休みに入ったようで、短いスカートをはいた高校生ぐらいの女の子を電車の中で見つけました。あんな短いスカートをはいていたらちょっと風がふいたぐらいでめくれちゃうんじゃないかしらと心配になっちゃいます。でもそううやってみられていることを知っているから彼女たちは美しくいられるのでしょうね。

そんな風に短いスカートをはいている女の子を見て、喜びの前に心配をしてしまうのはお父さんの心境なんでしょうかね。歳をとった証拠なんでしょうね。

というわけで、今回の作品は本が好き!からの献本です。最近樋口有介の作品をいっぱい読んでいるのは本が好き!のおかげなので感謝しないといけませんね。今回の作品は前二作(「誰もわたしを愛さない」「不良少女」)の柚木草平シリーズとは違う新しいシリーズです。60歳を過ぎて定年を迎え、警視庁を退官し、探偵小説の大ファンだった木野塚佐平氏は念願の私立探偵事務所を開設します。

結婚して30年。後悔をしたことはあっても、喜ばしいと思ったことのない結婚生活で初めて夫人の了解をとらずに始めた自分の好きなこと。グラマーな美人秘書を夢見て求人雑誌に募集広告を載せるが、やってきたのは・・・。ってところからはじまって、金魚誘拐事件や、念願の殺人事件(?)なんかを華麗に(?)解きながら物語がすすんでいく、連作短編集です。

っていう作品なんですが、美人秘書というか、かわいらしい秘書がどんどん事件を解決していって、負け惜しみの言葉を心の中でつぶやく木野塚氏になんだか哀れみを感じてしまってどんどん楽しめなくなってしまいました。だんだんぼけたおじいちゃんのようにも見えてきて、そんな風に助手の能力を認めるのなら、趣味の野菜作りに精をだしていればいいのに、なんて思っちゃいました。

自分も歳をとったら自分の能力を過信しつつ、若者の能力を認めることができなくなるのでしょうかね。そんな悲しい歳の取り方したくないなぁ。ってもう十分年寄りだって?そんなこといわないでくださいな。




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posted by kbb at 21:11 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(4) | 樋口有介

2008年02月16日

不良少女-樋口有介

「不良少女」 樋口有介

不良少女こんばんは。バレンタインデーはいかがおすごしでしたか?会社帰りに街を歩いていたら、チョコを渡し終えて幸せを感じている子か、これから彼にチョコを渡せることに幸せを感じている人しか見当たりませんでした。朝、電車の中で誰もがもっていた紙袋と引き替えに、みんなが幸せを手に入れていたみたいですね。こういった日はみんなが幸せそうな笑顔をしていて、誰もがかわいくみえますね。紙袋も持たずにまわりを見回してにやにやしていた人がいたらそれは僕ですけど、怪しい人だと思わないでくださいね。

でも、こうやってみんな幸せそうなんて思ってるのは実は僕だけで、女の子たちは義理チョコや世話チョコにめんどくささしか感じていないのかもしれないですね。

さて、今日の作品も本が好き!サイトから献本された本です。昨日の「誰もわたしを愛さない」のシリーズものです。かといって、前回のとお話しが繋がっているわけではなく、今回のは短篇集です。

フリーライターの柚木草平がお金に困ってアルバイトの探偵をするわけですが、その時の事件が短いお話しにまとめられています。ただ字数の制限からか、話しが途中で終わっていたり、長編の書き出しのような感じで終わっているのが多く、残念でした。特に表題作"不良少女"なんて、まだ話しがはじまってないよってところで終わってしまって、あっけにとられてしまいました。

"スペインの海"にでてくる自称エスコート業、実際は高級売春をしている多佳子は素敵な女性でしたけどね。こういった人とならお金払ってでもデートしたくなるんだろうなって思いました。素敵な女性が多くて、樋口有介の作品を読んでいるときの僕はきっと鼻の下伸ばしているんでしょうね。

ただ、今回も柚木草平のかっこいい言葉はそこここにちりばめられていて素敵でしたねぇ。こういう言葉がすぐにでてくるところが、モテル秘訣なんでしょうね。

街を歩きながらまわりを見渡しているだけでなく、そういった素敵な言葉を覚えることにします。って覚えたところでシャイでナイーブでうぶな男の子の僕には使うことはできないんでしょうけどね。




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posted by kbb at 20:11 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(2) | 樋口有介

2008年02月14日

誰もわたしを愛さない-樋口有介

「誰もわたしを愛さない」 樋口有介

誰もわたしを愛さないおはようございます。昨日は水曜日なのにもかかわらず、街で見かける女の子がみんなミニスカートにロングブーツというおしゃれな装いだったんですけど、なにかあったんですかね?なんだか街が華やかというか、浮き足立っている印象を受けました。銀座を歩いていても、飲食店の店員さんがチラシをもって宣伝している感じがなんだか、週末を思わせたんですけど、もしかして、今日は僕に内緒で国民全体が臨時休暇をとる日ですか?

さて、そんなミニスカートにロングブーツをかっこよく着こなしている女の子にはつい目がいっちゃう探偵さんが主人公の「誰もわたしを愛さない」です。

探偵柚木さんが主人公の樋口有介のシリーズものです。以前、web本の雑誌のQ&Aコーナーを暇潰しにみていたときに思わず目にとまった作家さんでした。荻原浩の「ハードボイルド・エッグ」を読み終わった直後だからかもしれないですけど、痺れるくらいかっこいい男性が主役の小説を探しています、という質問に樋口有介が紹介されていて、覚えていました。

そして新刊本を出版社から献本が受けられる「本が好き!」というサイトに過去のこのブログの掲載記事で(一応本ブログをしている人限定ということで過去の記事や感想で審査があるみたいです)何気なく登録したところ、通ってしまい、最初に受けた献本がこの作品でした。ただで本が読めるっていいシステムですよねぇ。本ブログをされている方は登録してみてくださいな。

探偵柚木さんは僕とはちがって、ミニスカートでロングブーツをはいているような若い女の子なら誰でもいいわけではなく、若くて美しい女性じゃないと、受け入れないらしいんですけど、そんなことを言ってもどの女性にも否定されないどころか、なるほど、といわせてしまうような男性として描かれています。彼の一言一言がなにしろかっこいいし、至言だしってことで、うーむってうなっちゃうところがたくさんありました。

それに、でてくる女性がすべて魅力的。どうしてこんなに素敵な女性ばっかり描けるんでしょうかね。

柚木さんのモテ方にはムキーってなっちゃいましたけど、ストーリーもなかなか面白くて、誰もが清純だと評する女子高生がラブホテルで殺害されて、その犯人さがしを元警官で現フリーライターの柚木さんが解いていくってお話しです。

小学六年生の娘から中年の女性まで、ここまで女性のことで悩める柚木さんは幸せなのか、つらいのか経験したことのない僕にはわかりませんが、それを経験できるだけ羨ましいですなぁ。

と、ここまで書いてきて、昨日の街の華やかさはもしかして、今日のバレンタインデーに関係あったりするんでしょうかね?チョコを買うためにおしゃれな街に繰り出すのに、女性心理としておしゃれをしていくって、推理はどうでしょうかね?チョコなんてもっとずっと前から用意しておくものですかね?まぁチョコ嫌いの僕にはあまり関係のない日なんですけどね。チョコは嫌いですからねぇ。嫌いですよー。嫌いなんだってば。。。(´Д⊂グスン



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posted by kbb at 06:43 | 東京 ☀ | Comment(4) | TrackBack(1) | 樋口有介

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