おはようございます。なんかすっごい大切なことを見つけて、おおすごい!と思いつつ、それをそっと人に話すのだけれど、誰にも共感してもらえないことが最近多くて、僕にはそう見えるのに誰一人としてそうは見てないのかぁと悲しくなっております。共感系じゃないってことなんでしょうね。それとも話し方、伝え方の問題なのでしょうかね。さて、今日の作品は昨日の作品と違ってはずれがないことを知っている作家さん歌野晶午の「ガラス張りの誘拐」です。歌野晶午って誘拐ものばっかり書いている気がしますけど、気のせいですかね。
三編のお話がつながった連作短篇っていっていいのかしら。一つ目は連続婦女誘拐監禁暴行殺害死体損壊遺棄事件。長ったらしい事件ですね。その事件を被害者に対して事件を思い出させてしまうような取り調べができなくなってしまった刑事佐原の目を通して見ていきます。
二つ目の事件は佐原刑事の娘が家出中に誘拐されてしまう事件。娘のものと思われる紅い靴が送られてきて、身代金を要求する電話がかかってくる。
三つ目の事件は読んでみてのお楽しみってことにしておきます。
佐原の娘に対する気持ちをなんだかうれしくなって読んじゃいました。特に娘、深雪(みゆき)が生まれたときの描写にうるっとしてしまいました。たった四行ほどのところなんですけどね。最近こういう子供の誕生の瞬間の父親の気持ちが書かれているのを読むと涙腺がゆるんでしまうことが多いんですよ。子供を欲しくなってきているんでしょうかね。
さてやっぱり歌野晶午でした。はずれがなかったですね。まぁ全てがあたりっていうわけにもいかないですけどね。誰の発言にも共感、感嘆できるわけじゃないってことなんでしょうね。







