おはようございます。ちょっと前の話しになりますが、映画「レミーのおいしいレストラン」を観てきました。観ている最中にあの映画ではラタトゥーユが重要な役割を演じていることをしり、そんなフランスの田舎料理なんて食べたこともなければ、見たこともない私は映画にうまく入り込めずに困ってしまいました。原題は「ラタトゥーユ」なので、ラタトゥーユという言葉が少しでもタイトルに入っていれば少しは事前に勉強していったのになぁって思ってしまいました。そういえば、あの映画の原題「Ratatouille」ですが、最初の三文字を見るとネズミが主役ってことがわかるようになっているらしいですよ。というわけで、映画館に一人でいかないとか、異性としか観ない、とかっていったルールを自分に課しているkbbさんとは違って一人で観に行くことが多い原田宗典の映画評やそれにまつわるお話しなどが満載の作品を読みました。
16の作品について書いてあるのですが、あらためて昔の映画の邦題のつけかたは素敵だなぁって思いますね。余談ですが、以前「トゥルーライズ」という映画がありましたが、あれのライズの意味がわからず、昇る(rise)って思っていたのですが、嘘の方のliseだって知って騙された!って気持ちになったことがありました。
いろんな映画について紹介されていますが、原田宗典が息子と娘をつれて映画館に行ったときのエピソードが紹介されています。上映時間の合間に着いてしまい時間が余り、子どもたちと久しぶりに会話をしたときの話しなのですが、中三の娘の描き方がなんだかかわいらしくて、それでいて、父親の気持ちがしっかりと出ていて、なんだかほほえましくなっちゃいました。
原田宗典の描く人物は魅力的で好きな小説が多いのですが、それまでの作品の人物たちとは明らかに一線を画しているように感じました。家族、特に子どもを描くのがうまくなったなぁって思っちゃいましたね。確かに以前の「しょうがない人」などで家族を描いている作品が多いのですが、息子の目から通した父親の姿や母親の姿であり、この作品では父親の目を通した息子や娘の姿が描かれていて新鮮でしたね。
いくつになっても人は経験によって成長していくってことなんでしょうね。
この作品を読んでいたらなんだか映画を無性に観たくなっちゃいました。ケーブルテレビやビデオで観るのとは違うあの映画館でのわくわくを感じたくなっちゃいました。最近おもしろい映画ってありましたかねぇ。週末にでも行ってこようかしら。





